金曜日は仕事がとても暇だったので、いつものように？twitterのTLを眺めていると、粒オケ仙台支部長？の某オーボエ女史さんによる、”ニッカウヰスキー仙台工場・宮城峡蒸溜所に「きちゃった」”というfoursquare経由のつぶやきに誘惑され、結局突如一泊二日の仙台旅行を強行することとなりました。
日曜日の昼・夜にオケの練習があるのだけれど…、まあそれは車をがんばって飛ばすとして。
ということで、いざ杜の都は仙台へ向けて出発。途中、調子の悪い左目のコンタクトを外すためだけに一回羽生SAに立ち寄ります。たまたまスタバがあったので、ここでチェックインして以前より狙ってたこちらのバッジをゲット！
さらに東北道を北へ、途中福島付近で給油、引き続き仙台を目指します。
仙台についたのは、12時過ぎでした。いや実際には全然仙台市内には行っていません。宮城仙台ICを降りて国道48号線を山形方向へ20分ほどで目的地の「ニッカウヰスキー仙台工場・宮城峡蒸溜所」に到着。
事前に仙台に住んでいる友人から雪や路面の情報を伺っていたのですが、気持ち心配、でも天気はよさそう、この数日間に比べると大丈夫そうと信じてやってきた仙台。やはり仙台って寒いんですね、路肩にはまだ雪がかなり残っていました。
でも道路上は全く問題なし。
さあ、ニッカウヰスキー仙台工場・宮城峡蒸溜所、まわりはご覧の景色ですからね、予想通り寒かったです。やはり関東よりもさらに冷たい空気だなあと感じました。でも湿度がある、こういった湿気のある冷たさってなんだか昔京都に住んでたときによく感じた冷たさだなあってなんだか懐かしく思いました。
僕は北海道余市の蒸留所には2回も行ったことがあるので、正直ニッカさんの工場見学の内容はだいたい覚えていました。印象としてはこちらの仙台のほうが新しいということもあって景色そのものもより近代的だなあとは思いまいたが、ウィスキーの製造工程や貯蔵庫の様子は基本同じメーカーさんが携わっているということもあってそんなに大きな違いは感じませんでした。
貯蔵庫で言うなら仙台工場のほうが広い、広いところを見せてもらえたような気がします。蒸留の工程の建物での香りは仙台のほうが印象に残ったかなあ。（これがまたいい甘い香りなんですよね…）
最後は試飲、でも残念ながら僕は車なので試飲はもちろん遠慮させてもらったので見学ツアーはここまで。
あとはおみやげ。おみやげ、これがまあそのはっきり行って最大の目的でありほぼ唯一の目的でもあります。原酒を買うのが楽しみだったわけです。このために6時間もかけてきたようなもの。
シングルカスク、モルト原酒は、15年（バーボンリメード樽）20年（シェリー樽）、25年（新樽）、ほかにもいくつかありましたが、自分は15年と25年を選びました。
試飲はできませんのであくまでも香りによる判断ですが、今回は甘い香りよりも割とシンプルなもの、素直なもの（んー表現悪い？）を、ということで20年シェリー樽は外れました。でもせっかくだから3つ買ってしまえばよかったようなきがしないでもないです。まあ散財は避けられたのでよしとしましょう。
ホントは突発的な日帰り旅行にしようかと思ったのですが、それだとさすがにもったいないので、同じく仙台郊外にある温泉「秋保温泉」に一泊することにしました。
例によってナビはないのですが、iPhoneをナビとしての運転はもうお手のもの。
そんなiPhoneナビのおかげもあって、迷うことなく秋保温泉に到着。
こちらのホテル、「ホテル瑞鳳」といって非常に大きくて立派なホテル。
さぞかし料金も高いのでは？と思われますが、じつはこんなお得プランが有りまして、僕はそれを選びました。ただし部屋は本館から少し離れた「ヴィラ瑞鳳」という小汚いビジネスホテルみたいなところです。
※出典：楽天トラベル（http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/11220/11220.html）より
でもシングルルームの設備も普通のビジネスホテル並、それでいて本館の大浴場が使えるわけですから大満足のプランだと思います。素泊まりなら4,000円弱なのでかなりオススメです。
ホテル情報はこちら：秋保温泉 ヴィラ瑞鳳 トップページ 【楽天トラベル】 http://t.co/npBB2vc
露天風呂はとても広く快適でした。
※出典：楽天トラベル（http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/11220/11220.html）より
お湯の温度は思ったよりも熱くなかったです。どちらかというと自分がたどり着く温泉っていつも熱いところが多いので、いつも以上にゆったりと浸かることができました。到着直後の夕方と夕食後に入ったのですが、たまたまなのでしょうか、全然露天風呂に人がいないんです。おかげで2回とも露天風呂を独り占めできました。すっごく大きいんですよー、ここ。
ちなみに僕は面倒なので夕食と朝食付きのプランにしました。夕食はお酒を飲むことを前提とするとどうしてもホテルで食べざるを得ないのですが、ここのプランでの夕食は「ディナーバイキング」
言い方はあまり良くないですが、まあ無難なホテルのパーティーでの食事、といった感じでしたね。ただしおさしみは美味しかったです。
ということで、些細なTLのつぶやきから勢いで来てしまった仙台ですが、無計画な割には予想以上の安い料金で満喫できました。車だとまあ近くはないんですけど、東北道は空いていて走りやすいので都内さえ抜ければあっという間だったなあと感じられました。今度はまたゆっくり、できればみんなでワイワイしながら行ってみたいですね。
最後に。miyaさん、いろいろとアドバイスいただきましたありがとうございました。今度はもっとゆっくりと仙台を、市内の方も観光したいので、ぜひぜひ美味しいところに連れて行ってください！
