現地時間:2014年1月26日
本格的な観光は26日のこの日からとなります。
ホテルで朝食を食べた後、サンドニの街を少しだけ散策。朝8時ですでに30度を超えていました。暑い、日本が真冬なんで想像できないくらいの暑さです。
ここサンドニはレユニオン島の首都、県庁所在地。
ここは市庁舎。
ホテルから数分でこのような海岸線にたどり着きます。
空が青い、そして南国だ!
レユニオン島の玄関口、ローランギャロス空港はこの街の郊外にあり、深夜便ということで到着日の宿はこの街に取りました。
「ローランギャロス」といえば、そう、テニス4大大会の一つ、全仏オープンの会場名として名高いですよね。ローランギャロスは人名、実はこのレユニオン島出身の飛行家だったんです。
サンドニの街の海岸近くに彼の銅像があります。
このあたりはサンドニの北端、かつて使われたであろう大砲の跡が残っています。
1時間弱散策した後、ホテルへ戻りチェックアウト。タクシーで一旦空港に戻り、これから4日程お世話になるレンタカーを借りに行きました。
レンタカーオフィス群は、空港出口の右正面側にあります。
利用した会社はCITERという会社。
地元のレンタカー会社なのでしょうか?ネットで調べたところ一番条件がよかったのでここを選びました。
借りるまでの手続きはとてもスムーズだったと思います。
もちろんハーツ、エイビス、ユーロップカーといったメジャーな会社も揃っています。
さあゲットできたのは、シトロエンC3!遂に初シトロエンです。
指定していたとはいえこれまで何度も違う車種だったことがありましたし、とても嬉しい。
乗り心地は上々、内部の広さは問題ない。運転については足回りは満足、ハンドル周りはやや緩さが気になるところ。ハンドル周りは慣れれば大丈夫だと思います。
クルマをゲットして一番最初に向かったのは、サラジーの谷にある「エル・ブール」。
クレオール、いわゆるインド洋系住民と移住してきたヨーロッパ系住民との混血の人たちを指すのですが、そのクレオールの人たちの建築様式、クレオール様式の素敵な家々が点在することで知られるこのエル・ブールは、フランスの最も美しい村に認定されています。
そう、この島に来た最大の目的はここ。ここを訪れることで遂に2010年から続けてきたフランス全土158箇所存在する美しい村の完全制覇を達成することができるのです。
空港からエル・ブールまではおよそ50分。少々山路ドライブとなりますが、村までは一本道の、道に迷うこともなく簡単にたどり着けそう…、と思いきや…。
なんとまさかの大渋滞。
30分くらい待っても全く動く気配がありません。
どうやら前の道が封鎖されているみたい。最後の最後で簡単に訪問させてもらえないのか…。
しかしさらに30分ほど待つと遂に車の列が動き始めました。
これでようやく最後の美しい村にたどり着ける、と思いきや、またしても渋滞が…。
その間にサラジー谷の風景を撮影。
幸いなことにこの渋滞は10分ほどで解消されました。
どうやらこの先で起こった崖崩れにより、交通規制をしていたのが原因だったそうです。
車体よりも大きな岩が転がってて怖かったです…。
その先は順調に進み、多少容赦ない傾斜の山路はあったものの、予定よりも1時間程度の遅れで、一番最後のフランスの最も美しい村「エル・ブール」に到着。
詳細なレポートはまたいつものように「フランスの最も美しい村」形式で別途報告することにします。乞うご期待。
この村でお昼を食べることにしました。日曜でほとんどのお店がしまっていましたが、唯一開いていたホテルのレストランで、地元の料理をいただきました。
Rougailという料理のようでして、簡単に言えば、スパイスの煮込み料理。もっとざっくり言えばカレー煮込み。
ちなみにこのレユニオン島はバニラの産地、この鴨肉のルーゲイルは、バニラを入れて煮込んだもの。不思議な風味と味わいが印象的でした。
お米、タイ米との相性も抜群!
写真は撮り忘れてしまったのですが、付け合わせで出てきたパイナップルのチリソースがとても美味しかったです。初めての体験、チリソース買って日本に戻って試してみるかな。
エル・ブールには結局2時間近く滞在、その後はこの日からと4泊する予定のサン・ピエールという島の南西にある街へと移動。
島をほぼ半周以上するにもらかかわらず、わすが2時間30分ほどしかかからない。
ちなみに島の一番北にあるサン・ドニからサン・ピエールまでの半周は一時間しかかからないのです。
途中休憩しつつ、サン・ピエールへ。
サン・ピエール郊外に手配したホテルに到着したのは午後5時頃。
チェックインし、少し部屋でくつろいだ後、10分ほど歩いて街中へ。
ちょうど夕暮れ時でした。
その後は軽く食事をしてホテルへと戻り、就寝。
明日はもう一つのハイライト。ヘリコプターツアーです。天気はどうなるのか…。(続く)