2014年1月 レユニオン島 現地レポート6日目

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現地時間:2014年1月30日

いよいよレユニオン島最終日です。

最終日の目的地はレユニオンの活火山「ピトン・ド・ラ・フルネーズ」、きまぐれな天気によりなかなか我々の前に姿を現すことのなかった火山、ようやく南部の火山側にも晴れ間が、果たして見ることができるのか!

レユニオン島は、その地理の関係で山岳部は10時くらいには霧がかってしまうのです。従って、山の景色を見るためには、朝早起きをしなければなりません。

ということで、最終日も早起き、6時30分にはホテルをチェックアウト。朝食は前日にサン・ドニで購入してたパンをクルマの中で済ませました。

火山へと向かう道は、2日前のシラオスほどではないとはいえ、細く蛇行し続ける険しい道。

しかし、今のところ天候は良好。

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シラオス方向の視界も良好です。

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ピトン・ド・ラ・フルネーズの麓まではクルマで行くことができます。国立公園ということもあり、道は非常にしっかりとしていました。

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しかし、最後の数キロはご覧のように舗装されていない道を進まなければなりません。

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確かにこの日は天候がよかったのですが、道路は至る所湿っていました。前日まで雨が降っていたのでしょう。

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そして、パ・ドゥ・ベルコンブ(Pas de Nellecombe)というポイントへ。クルマで来れるのはここまで。此処から先は徒歩となります。この時点で8時30分。

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山頂はばっちり、ヘリコプターも何台も飛んでいました。うん、確かに今日はよく見えるはずだ。昨日だったらよいのに、ちょっと悔しい想いはしましたが、近づいて眺めても見たかったので致し方ないところでしょう。

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登山に関しての下調べがきちんとできていなかったのか、火口を見ることができる頂上までは、歩いて2時間30分、往復で5時間。

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残念ながらこの日の夕方に飛行機でこの島をさらなければならないため、山頂は諦めて適当なところで切り上げることにしました。

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しかし幸か不幸か9時30分にはあっという間に山頂だけでなく我々が火口の周り全体が霧に覆われて万事休す。

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この小さな火口?まで辿り着いたところで切り上げることにしました。

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ほんとに気まぐれな天気。つい一時間移譲前まではご覧の天気でしたのに…。

それでもかなり近くまで行けたので火山観光はこれで十分満足。ということで下山します。

帰りはところどころ霧の中のドライブとなりました。

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火山の麓にある拠点となる街に辿り着いたら、進路を北東へ、島を横切るような形で4日間ずっと滞在していたサンピエールとは反対方向の北東側へと抜けました。

ここでも霧、雨。特に雨が強くなってきました。

正直北東側はこれといった観光地がないので、お昼ごはんを食べるところを探しに結局3回目のサン・ドニへと向かうことに。いずれにしてもこの日の夕方サン・ドニの空港にクルマを返して飛行機で飛び立たないと行けないわけですから好都合でした。

相変わらずサン・ドニ市内でのレストラン探しは苦労しましたが、運良く素敵なレストランを発見。

これがなかなか美味。

南国にいながら普通のフレンチが食べられるというのも、フランス領レユニオンの魅力だと思います。

そして食事を終えて、空港でクルマを返しに向かいます。

ところで、前日から続いていたガソリンスタンド大渋滞の謎が溶けました。

空港へ向かう途中、最後に給油しなければならなかったわけですが、ガソリンスタンドも行列がなくなっていて、これはチャンスだと思いスタンドに立ち寄ったのですが、なんとびっくり、ガソリン(ディーゼルオイル)はもうないと言われました。

どうやら想像するに、この月の全島でガソリン・ディーゼルの在庫がなくなってしまったのではないかと。

たしかに陸の孤島ですから使える資源は限られますしね。でも、さすがにこうした情報はどこにも載っていなさそう。レユニオンを訪れる人は少ないと思いますが、もし訪れる際には十分注意しておいたほうがよいかと思います。

それにしても、火曜日にたまたま給油していて本当によかった…、もしかしたらガス欠になっていたのかもしれませんから。

ということでレンタカー返却の際に燃料は満タンにすることはできませんでしたが、どうやらレンタカー会社の方もこの状況を理解していたようでして、もちろんあとで燃料だは請求されるものの至ってスムーズに返却手続きを済ませることができました。

これにてレユニオン観光は終了。あとは長い長い帰国の途に着くだけです。

しかし、レユニオン島からの出発は滞り無く済んだものの、乗り継ぎのモーリシャスでちょっとしたトラブルが。結構イラッと来るトラブル。

一旦、モーリシャスで預けた荷物を整理したかったのですが、なにかと入国にうるさいモーリシャスへのイミグレーションが許可されず、結局、エミレーツ航空便へのチェックインと荷物の預ける手続きは空港職員が行うことになり、寒い日本へ向かうための着替えすら出来ず南国での格好のまま羽田まで向かわなければならない状況となりました。

本当に荷物の手続きができているのか心配…、さらにそれを確認するすべもない…、ほんとめんどくさい国だ。

ちょっとしたトラブルがあっとはいえ、何とか無事にモーリシャスでエミレーツ航空への乗り継ぎをすることができ、この地を22:00に出発。翌朝5時にドバイへ、そしてゴージャスなドバイ空港の国際ターミナル(Aターミナル)から羽田へ向けて午前9時過ぎに出発。

羽田便、深夜0時着のせいなのか、平日のせいなのか、すごく空いていました。こんなに空いている便は初体験かも。おかげでゆっくりと機内で過ごすことができました。

そして予定よりも1時間ほどはやい23時に羽田に到着。心配だった荷物も無事受け取ることができ、あとは自分のクルマで家に帰るだけ、と思ったらまたまたちょっとしたトラブル…。

国際線ターミナルからクルマを停めているP4駐車場のある第2ターミナルへと向かう無料シャトルバスがこの時間には運行していないことが判明…。

京急線でも行くことができたかもしれませんが、もう疲れていたのでタクシーで向かうことにしました。当然深夜料金2割増、1,500円ほどかかってしまいました。駐車場代1日分以上とはなんだかちょっとバカバカしい出費。

次回はもう少し考えてから利用しよう。

そうはいってもやはりクルマで帰れるのはかなり楽。再び右ハンドル左車線の運転となりましたが、帰国後すぐに対応するのは手慣れたもの。スムーズに川崎にある自宅までたどり着くことが出来ました。

っと、帰宅する前に近所のラーメン屋で定番の儀式。

こうして、僕にしてはちょっと短い旅行、はじめての南半球旅行は幕を閉じました。(終わり)

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