現地時間:2014年9月15日 1泊
世界遺産アミアン大聖堂鑑賞した後は、さらに北上、ベルギー国境にほど近いリールへと向かいます。おそらくパリからベルギーに電車で移動したことがある方ならば、なんとなく聞いたことがある名前かもしれません。
ちなみにアミアンの時点でリールのホテルをいつものようにbooking.comより手配。
アミアンからは2時間もしない距離。いつもなら近いという感じですが、走行距離無制限オプションがついていないので、その距離が大変きになっていました。
第一次世界大戦の激戦地を通過
ところで、アミアンがあったエリアはソンム県というところ。
アミアンからリールへ向かう途中、高速道路を走行していた時に気がついたのですが、このあたりのエリア、第一次世界大戦の激戦地になったところのようです。「ソンムの戦い」、そういえば頭の片隅にわずかながら記憶が。
なお、リールの本屋で立ち読みして調べたところ、Lonely Planetにきちんと記載されていました。はやく気がつけばリールに行く途中でいろいろ立ち寄れて、走行距離を考えるとゼッタイにそのほうが効率もよかったため、ちょっと後悔です…。
ちなみに、翌日再びこの地に戻って、第一次世界大戦関連箇所を訪れています。次回以降の日記でご紹介予定です。
リールはもはやベルギーです
少々の渋滞には巻き込まれつつも順調にリールに到着。中央広場の地下駐車場にレンタカーを停めて、やや離れていましたが、中央駅付近に手配したホテルにチェックイン。小さな家族経営のホテルでした。
軽く休憩をしてから、街へと繰り出します。
それにしても、ここはもうフランスではない。ベルギー。
ちなみに街の中央広場、「グラン・プラス」ですからね。ベルギーのあの街と同じだ…。
もっともこの街の中央駅の名前は「Gare de Lille-Flandres」なんです。つまりフランドル地方ということです。
グラン・プラスにある本屋さん
このリール、ノール地域圏の中心都市とはいえ所詮は小さな地方都市。これといって観光どころがあるわけでもありません。グラン・プラスを中心にちょっと散歩する程度です。
そんなグラン・プラスに隣接する広場に大きい本屋さんがありました。面白そうなので入ってみることにしました。5階建くらいのかなり大きな本屋さん。
目的もなく店内をただぶらぶらしていたのですが、さすがフランスと思えたのは、まず料理の本のコーナーがすごくじゅうじつしていること。
そして、次はMANGA、そう漫画。
パリで何度も見てはいますが、やっぱりマンガ人気はホントなんだなって思います。
MANGAのフロアには、マンガがこの店内で読めるよう、机と椅子があるスペースがあり、まるで漫画喫茶のようでした。
結局、この本屋さんで僕はLonely Planetと料理の雑誌を購入。2014年度のはやりのレシピ集が特集されていました。
料理の雑誌、これはそのうち気に入ったレシピを翻訳して実際に作ってみたいです。
Lonely Planetに関しては、次回の日記で購入した理由も含め触れるつもりです。
夕食、ベルギーと言えばやっぱりこれでしょ
さてこのほぼベルギーな街中のカフェを見ると、やっぱりみんなビール!ワインなんで飲んでる人全くいないくらいです。
ということで、夕食はこんなお店で、
こんなメニューを。
もう説明はいらないですね。ほんと南側ボルドーとは対照的。
ムール貝、確かに量は多いのですがそれほどこってりしてない、お昼もしっかり食べたからちょうどよかったです。
ホワイトビールも美味しかった。
久しぶりのフレンチ以外の食事。一応フランスでありますが。ほんとフランスっていろいろなエリア、文化があるなあと、あらためて強く感じたスト直後の1日目でした。
(6日目に続く)