訪問日時:2011年5月1日午後1時頃
フランスで最も美しい村以外シリーズがまだあと少し続きます。旅もほぼ終盤ですが、ついにルクセンブルクへとやってきてしまいました。
とりあえずルクセンブルク入り
目的はまずシェンゲンなのですが、とりあえずルクセンブルク入を目指します。
最もがっかりしたフランスで最も美しい村「Rodemack(ロドマック)」から、車で10分もしないで、フランス・ルクセンブルク国境へとたどり着きました。あっという間でしたね。
フランス側から見たルクセンブルク。
もはやおなじみとなった国境にあるその国の交通ルール、制限速度を伝える看板。ルクセンブルクは基本的にフランスと同じです。
標識もルクセンブルク式になってきています。すぐ後ろ数10メートルはフランスなのですが…。
さてさて、電波なのですが、どうやらまだこのあたりではフランスの電波が使えるようです。ということで今ココなう!なりグーグルマップなり普通に使えました。
いざシェンゲンへ
それでは目的地シェンゲンへ向かいましょう。といってもここから10分かかるかどうかの距離です。
というわけでこれまたあっというまに到着!
さてさて、シェンゲン、どのようなところかといいますと、地図(iPhoneのスクリーンショット)を見るとはやい。こんなところです。
グレーの線は国境なんですよね。真ん中南北にまず線があり中央下あたりから右下に折れている線もあります。
そうこの街は3ヶ国の国境にある街なんです!
左側がルクセンブルク、右上がドイツ、そして右下がフランスです。
モーゼル川にかかるこの橋からだと、ドイツまで1km、フランスまで2kmですからね。
川を渡ったらすぐドイツ。
ドイツの標識はこんな感じです。
あの協定が結ばれた街
シェンゲンといえば、もうこちらです。「シェンゲン協定」
ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定です。当然ながら先ほどのフランス→ルクセンブルクでも検問らしき建物のあとは残っていますが、誰もいませんしなにもチェックされません。
ヨーロッパを何度も車で旅しているのでお馴染みの「シェンゲン協定」ですが、このたびその協定が結ばれた街にようやく訪れることができました。
シェンゲンの街自体は川と葡萄畑に囲まれた静かな田舎町。
協定にちなんだモニュメントや建物などがモーゼル川沿いにありました。
きちんと読んでいませんが、シェンゲン協定に関することが各国の言葉で書かれているようです。
ということで、憧れのシェンゲン、ようやく行くことができて大満足です。
それにしてもいい天気。
まだまだ時間はあります。ルクセンブルク側のアルデンヌを目指しますよ!