オランダといえばやっぱりこれ!
訪問日時:10月29日、天気:晴れ
オランダといえば風車
ユニークな飛び地バールレナッサウの次に向かったのは、オランダの「キンデルダイク」という小さな村。オランダといえば風車の見れる光景を想像される方が多いと思いますが、このキンデルダイクはまさにその光景を代表する観光地です。なお、「キンデルダイク=エルスハウトの風車網」という名称でユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
ところで、オランダのこのあたりの緯度はおおよそ52度、日本の北海道よりも高い位置にあります。ただ、大西洋側の暖流のおかげで、高緯度の割には比較的暖かいと言われていますが、高緯度であるということは、10月終わりのこの時期は日没が日本よりも早くなります。バールレナッサウからはおよそ1時間の距離で、ここを出発したのが午後3時過ぎでしたから到着予想は午後4時過ぎ。日没ギリギリの夕暮れ時に間に合うかもしれません。しかし、もし渋滞などに巻き込まれしまうと、日没に間に合わない可能性もありました。
特に交通の面で心配だったのは、途中でロッテルダム、ユトレヒトという大都会を結ぶ高速道路を走る必要があったこと。夕方のこの時間だともしかすると渋滞に巻き込まれしまうかもしれない。
幸いなことに高速道路での渋滞はさほどではなくキンデルダイク近くのICまではスムーズにたどり着くことができましたが、高速道路を降りてからが時間がかかりました。びっくりするくらい道が狭かったです。さらに工事も重なりひどい目にあいました。
それでもなんとか16時30分に現地に到着。勝手に運河沿いを歩くものかと思ったらちゃんと入場料とられるようでした。17時に閉まっちゃうけどいいのか、と聞かれましたが、走って見に行くから大丈夫!と答えて中に入れさせてもらいました。(下の写真は帰るときに撮影したためシャッターが閉まっています。)
ちなみに駐車場代もかかるようでしたが、こちらはもういらないとのこと。多分係りの人が帰りたいからだったのでしょうか。
夕暮れ時の風車網
ということで30分弱しか時間がないので駆け足で観光することとなりました。駐車場側の入り口から最初の風車まで100m以上距離があったので、はじめはそこまで走って行きました。本当に駆け足。
近くで見ると、意外と風車間の距離があるのかなと思いました。遠目に眺めた方が見応えはありそうです。しかし、距離があるので望遠レンズがないと写真撮影は難しいでしょう。
既に日没を迎えていましたが、まだ空は明るくきれいな夕焼けを見ることができました。
この風車網はとても遠くまで続いているようですね。おそらく1km以上、いやそれ以上かもしれません。
風車網に沿った遊歩道は綺麗に整備されており、また、運河上から船で風車網を眺めるツアーもありました。時間に余裕があればこの船から眺めてみたかったです。
駆け足での風車見学はここまで。そして、この日の観光もこれにて終了。このあとまた1時間ほど北上して本日の宿のあるゴーダの街を目指します。(続く)