2016年GW スペインの旅 No.5:世界遺産巡り No.1 歴史的城塞都市クエンカ

スペイン・バスクの旅2016年GW
スペイン・バスクの旅2016年GW

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訪問日時:2016年4月23日、24日

世界遺産巡りも目的の一つ

今回からは、2016年GWに訪問してきたスペインにおける「世界遺産」をご紹介したいと思います。もちろん世界遺産巡りも旅の目的のひとつです。特に今回は訪問場所が通算200箇所を超えた記念すべき旅となりました。

今回の旅で新しく訪問した世界遺産は以下のとおりです。スペンは通算28箇所目。

21.歴史的城塞都市クエンカ – (1996年)

22.アラゴンのムデハル様式の建築物 – (1986年、2001年拡大)

23.ポブレー修道院 – (1991年)

24.バル・デ・ボイのカタルーニャ・ロマネスク様式教会群 – (2000年)

25.ピレネー山脈のペルデュ山 – (1997年、1999年拡大、フランスと共同)

26.アルタミラ洞窟 – (1985年)

27.ビスカヤ橋 – (2006年)

28.アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区 – (1998年)

なお、後日記事に書く予定ですが、セゴヴィア、バルセロナなど過去訪問したことがある世界遺産にも訪れています。

クエンカの場所、道のり

クエンカは今回の旅の最初の目的地。ここに1泊の予定でした。まずマドリードバラハス空港でクルマを借りてそこから3時間弱運転してたどり着きました。ほとんど高速を走ることになるので運転はしやすかったです。半年ぶりの左ハンドル&右側通行のよいリハビリとなりました。

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なお、今回のクルマはBMW。

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ヨーロッパドライブ通算2回目のBMW。たまたま2週間で200ユーロでアップグレードしてくれるということで迷わず選んでしまいました。BMWですが小型でターボエンジンなので自分向き。乗り心地良し、パワーよし、燃費良し。言うことなしでした。BMWに対する考えが変わった一台。スペインでのレンタカーは一度も外れたことがありません。

クエンカの歴史

クエンカの歴史については、wikipediaより抜粋させていただきます。

クエンカの町の起源は、9世紀にムスリムが築いた断崖上の要塞にある[3]。後ウマイヤ朝時代には要塞から街へと発展したが、1177年にカスティーリャ王国のアルフォンソ8世が奪取し、カスティーリャ王国の主要都市のひとつとしてキリスト教化された。

基本的には、アンダルシアを除くスペインの地域は、12世紀頃、アラゴンもしくはカスティーリャによって再びキリスト教国家の支配下になったといえます。

クエンカの街の衛星写真(Googleマップより)

この旅最初の宿泊地

到着は18時過ぎ、この日はここに1泊、この旅最初の宿泊地です。ホテルの場所は旧市街のほぼど真ん中。駐車場に関しては近くに公共の屋内駐車場があることをすでにストリートビューで確認済み。

グーグルのナビに従ってそのまま街の中央広場を過ぎ目的の駐車場に簡単にたどり着くことができました。

時間も遅かったので、ホテルで少しくつろいでから食事に向かいました。しかし、やはり地方都市にはレストランが少ないや、結局、バルで軽く食事するくらいしかできませんでした。まだ慣れないバルは敷居がちょっと高め。

それでも安くて美味しいワインとともにお肉関連のタパスを満喫できました。

お世話になったバル:Taberna Albero

ホテルは、普通だったので特筆することはありませんでした。

街の雰囲気

翌日となりました。この街の観光は基本的には街歩きといったところでしょう。一人で歩きまわるだけなら、小さな街なので2時間もあれば十分といったところか。路地裏がこれまた素敵だったりします。路地鑑賞こそヨーロッパの街歩きの醍醐味といっても過言ではないでしょう。まず、ホテル前の路地からスタート。

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あたりを適当に散歩しました。

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こちらは街の中心「マヨール広場」。正面に見えるのが市庁舎のようです。

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広場前は普通の道路になっており、バスの往来などもそこそこありました。これは結構残念なポイントかも。旧市街だから閉鎖したほうがいいんじゃないかなあと思ったり…。ヨーロッパの度の街にもあるように、石畳の広場にして憩いの場にすればいいのにね。

そして、マヨール広場にカテドラル。

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時間の都合があわず中は見学できませんでした。10時からと遅め。夜も19時に閉まってしまうし。そしておそらくシエスタありです。スペインの教会は開いている時間が限られているところが多いので、予定が立てづらいです。

とはいえいい天気。この街の名物でもある「宙吊りの家」まで移動。広場からは1分ほど、すぐです。さほど美しい建物でもないのですが有名らしいので。14世紀ころの建物だそうです。

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この宙吊りの家の前ある渓谷には橋がかかっています。この橋は高所恐怖症の人は渡る絶対無理だと思います。私は高所興奮症(笑)なので、とても楽しかったです。いやそれでも少し怖かったかも。

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その橋をわたると「旧サン・パブロ修道院」があり、現在ここはパラドールとなっています。クエンカ観光は初日で一人旅でしたので、パラドール宿泊はしませんでした。高いしね。

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この橋、そして対岸に有るパラドールから眺めるクエンカの街がとても迫力がありました。橋のうえもしくはこのパラドールは、絶好のビューポイントです。

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そして最後は街の上方へ向かます。印象的な教会「サン・ミゲル聖堂」を眺めながら、門をくぐり旧市街から一旦外へ。

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このあたりにはレストランやホテルが多かったです。歩きやすい歩道もありますし。

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旧市街中心のマヨール広場まで歩いても5分かからない距離なので、無理に旧市街に泊まらなくてもよかったかもしれない。前日レストラン探しに苦労しましたし。

街を上の方から眺めてこれでおおよそ観光は終了。

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旧市街地区の駐車場

駐車場に関しては、非常に充実していると思いました。まず旧市街下側には大きめの屋内駐車場が。続いて、メインストリートに沿って、中央広場を過ぎて街上方の門の手前300mくらいのところにも、そこそこの規模の屋内駐車場がありました。旧市街マヨール広場付近のホテルを予約した僕は、ここに停めました。

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地図ではこのあたりでした。

また、街の上方の門の外側には屋外ですが、無料で路上駐車できるスペースが用意してありました。イタリアと違って、駐車に困ることはないでしょう。

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