2017年4月 スペイン西部とポルトガルの旅 第3部:世界遺産編No.10 -シントラの文化的景観(再訪)

2017年4月 スペイン西部とポルトガルの旅
2017年4月 スペイン西部とポルトガルの旅

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訪問日時:2017年5月1日午後1時頃

メーデーとなるこの日は、リスボンのホテルをチェックアウトしてロカ岬・シントラへと向かいました。といってもここもまたポルトガル観光で特に有名なところなので、手短にご紹介。というか本当に休日で人が多くて、正直うんざり、テンション低め、ということで観光をかなり省略したので、滞在時間は短め、内容も薄い投稿です。

リスボンから近い大人気観光地

シントラはかつての王族・貴族などの別荘が点在する街として名を馳せ、現在では世界遺産にも認定されています。リスボンから電車で1時間もかからないということもあり、人気のエクスカーションとなっており、常に観光客で賑わっている街です。

さらにここをもっと西へ50分ほど行くと、ユーラシア大陸の最西端「ロカ岬」に到着するため、このロカ岬とセットで1日観光をする方も多いです。我々もここへ来る直前にロカ岬に行ってきました。その様子についてはまた別途ここで書く予定です。

崖の街で駐車に一苦労

さて、シントラですが、地理的に丘といいますが狭い山岳エリアに位置している街であるため、とにかく狭い、そして駐車が大変!しかし本当に運がいいことに駅前の渋滞エリアでうろうろしていたとき、目の前の路駐スペースから出てくるクルマに遭遇してそのまま空いたところに入れることができました。正直シントラはクルマでいくのはおすすめではありませんね。

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シントラ・ヴィラを観光

駅近くの路上駐車を済ませ、歩いてシントラの中心「シントラ・ヴィラ」へと向かいました。ここには王宮があり、王宮を中心のホテルやカフェ、レストランなどが数多く並ぶとてもにぎやかなところです。

駅からこのヴィラまでバスが走っていますが、歩いても5分ちょっとでいけます。むしろヴィラへと向かう道は大渋滞なので、歩いたほうが早い気がしました。

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また、ヴィラへ向かう途中には、ムーア人の泉やよくわからないアーティストの作品などがあるので、これらを鑑賞しながらのプロムナードはとても楽しかったです。いろいろなおみやげを売っている人もいて、買いはしませんでしたが彼らの商品を見て歩くのもまた楽しかったです。

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我々が到着したころはちょうど正午、幸い王宮は5月1日でしたが、シエスタもなく開館していたので、とりあえずチケットを先に買ってから、近くのレストランで昼食、午後1時位から内部の鑑賞を開始しました。選んだレストランはなかなか良かったです。

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シントラで選んだレストラン:Romaria de Baco

王宮はかつてイスラム教徒が建築したものを、レコンキスタ後、ジョアン1世というポルトガル王が増改築を加えたものです。それぞれの時代に応じて、ムデハル、ゴシック、マニュエル、ルネッサンス様式が盛り込まれた多彩な建築物となっています。

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それにしても写真を見るにやる気なさを感じざるを得ない…。

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ベーナ宮殿へのバスは激混み、諦めた

シントラで最も有名でそして最も印象的なのは何と言ってもベーナ宮殿。ポルトガルのガイドブックなどで見たことがあることも多いでしょう。実際現地で購入したLonely Planetの表紙もこのベーナ宮殿です。

ここへ行くにはシントラ・ヴィラ(シントラの中心地)からバスに乗っていく必要があります。歩いていくのは相当厳しいです。しかしこのバス、長蛇の列でして…。クルマがある身としてはなんだかこれに並ぶのがバカバカしくなってしまい、ベーナ宮殿行きは諦めました。

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また、他にもムーア人の要塞、レガレイラ宮殿といった見どころもあります。ムーア人要塞は、シントラ・ヴィラから見ることができるので下から眺めて満足、レガレイラ宮殿はメーデーでしまっていたため、どちらも訪問せず。いずれにせよこの街は朝一番に行って丸一日過ごすという予定を立てたほうがいいでしょう。

2回めにも関わらず相変わらずの駆け足訪問でした。観光客が多いのは苦手です。世界遺産編はまだまだ続きます。終わりがなかなか見えてきません。(続く)

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