訪問日時:2017年5月2日午後7時頃、1泊
正直、ここは9年前にも訪問していること、そして主な見どころはといえば街歩きが中心なので、余り書くことがないです。しかし、その旧市街は大きく迫力があり、大変魅力的であること間違いなしです。観光をする、というよりも街に滞在してその雰囲気を楽しむ、という目的でこの街を選びました。
旧市街のパラドールへ、駐車場には一苦労
パラドールはいつものように公式サイトから手配。いかんせん、旧市街のど真ん中にありますから。今でこそGoogle Mapsによるナビがあるのですごく楽にはなったとはいえ、狭くて石畳の道を、しかも観光客が多くいるなか、さらにはそんな石畳で坂道も多い道をMT車で進むのはなかなか大変です。
それでもパラドール裏の駐車場はすでに満車。とりあえずクルマをどうすればよいのか、2重縦列状態でそこに車を停めてレセプションへ。どうやら旧市街を少し出たところに専用ガレージがあるとのことで、そこまでクルマで案内してくれました。歩いても5分程度ですが多少距離があるので、まずホテルの人がワゴンでその駐車場まで先導、もちろん僕は自分のクルマを運転。その後、そのワゴンで再びホテルまで連れて行ってくれました。
ちなみにその専用ガレージの位置はこちら。真ん中がパラドール、パラドールの下側(南側)がガレージです。1泊10ユーロかかりますが屋内ガレージなのでとても安心。
パラドールのレストランを満喫
パラドール宿泊の場合はやはりパラドールのレストランを選びたいものです。支払いのことなどを考えても、いろいろ楽ですから。相変わらず始まる時間は午後8時30分からと遅いです。特にスペイン西部のエストレマドゥーラは日が暮れるのがかなり遅いので、なおさら夕食開始時間が遅い気もします。日本から到着したばかりだと、時差の関係で夕食まで待つのがすごくつらいです。
ワインは、他のパラドールと同じくメニューを注文すると1本無料で着いてきます。本当にこの仕組がすばらしい!
エストレマドゥーラはイベリコ豚、ハモンイベリコ生産の中心でもありますし、酪農も盛ん。また、北部のデュエロ川付近では良質のワインが沢山造られているため、美食のエリアであるともいえます。
旧市街の様子、観光は少なめ、写真は少なめ
カセレスの旧市街は確かに美しい。そして迫力があります。正にイメージ通りのヨーロッパの中世の街だといえます。ただ、歩いているだけでも面白い。
カセレスの歴史はとても古く、先史時代からすでに人が住んでいたそうです。街としては紀元前25年にローマの植民市として建設されたのが始まり。その後、他のイベリア半島の街と同じくイスラム教徒による占領が続きます。現在の街並みはレコンキスタ後、これもまた他のスペインの街にも見られるように、防衛目的として造られた強固な城壁に囲まれ、内部は褐色の石づくりの建物、キリスト教関連の建物が軒を並べる、という構造になっています。
そして、ここもまたメリダ、サラマンカ(翌日行きます)と同様に「銀の道」上の主要都市としても知られています。
そんな素敵なカセレスですが、到着したこの日は雲一つない快晴で非常に暑かったこと、そしてここまで来るのに3つの世界遺産を巡っていることもあって、正直疲れていて、あまり街中を歩くことはしませんでした。ということで、写真は本当に少ない。
むしろこれだけ規模があると、小さな村ばかり見てきた身にとってはちょっとお腹いっぱい感もあって、あまり街歩きをしなかった、ような気もします。せめてマヨール広場を一通り見学して写真に収めておけばよかったです。(正直雰囲気はサラマンカのほうがよかったですし…)
そうはいっても、やはり日程の組み方にも問題がありなのでしょうね。あと2、3日長く旅行ができたら、この街には2泊したかったなあとも思いました。いずれにしても、銀の道はおそらくまた訪れたいと思っているので、またきっとこの街に立ち寄るような気がします。
なかなか終わらない世界遺産編はまだまだ続きます。(続く)