訪問日時:2017年4月22日、午後1時頃
合計8箇所とあまり多くは行きませんでしたが、昨年に引き続き、今年もスペインの最も美しい村巡りを行ってきました。
まず今年の第一弾は、スペインの西部、カスティーリャ・イ・レオンにあるCandelario(カンデラリオ)という村です。
いつものように仕事を終えるとそのまま空港へ直行し、北京経由の深夜便でマドリードへ。マドリードには朝の7時に到着。荷物が出てくるのが遅れたり、朝食を食べたり、プリペイドSIMを買ったりしたこともあり、結局、クルマを借りることができたのが10時過ぎ。そこからおよそ2時間30分かけて一気にポルトガル国境にもほど近いエリアまでやってきました。場所はこのあたりです。
駐車場ですが、いわゆる村の中心には停められませんでしたが、村のすぐ外側に観光客用の駐車スペースが用意してあったのでそこに停めました。村までは徒歩1分程度の距離なので何ら問題はありません。
Candelario(カンデラリオ)の駐車場の詳細はこちら
さて、最初のスペインの最も美しい村であるCandelario(カンデラリオ)ですが、このあたりは山岳地帯で、カンデラリオの村はその山の麓にある村です。冬になるとかなり雪が降るみたいです。実際に公式ガイドブックの写真はごらんのとおりの雪景色となっています。
歴史のある村ですが、この村が経済的に発達しはじめたのは18世紀と最近になってから。このあたりは日本でも大変有名なイベリコ豚によるハムやソーセージの産地として有名であり、こうした美味しい食材の生産地として知られるようになったのがどうやら18世紀頃なのだそうです。
ただ村を歩いている限りではいわゆるハム屋さん、ソーセージ屋さんはそれほど多くあるような感じではありませんでした。ただ、かなり大都市から離れている地方の小さな村の割には、観光客も多く、レストランやホテル、そしてバルも比較的多かったと思います。ちょうど僕が到着した頃は正午過ぎだったので、多くの人はバルでランチタイムというところでした。
そんな僕もちょっと到着直後、ちょっとだけバルで一休み。
さてさて、この高速道路からこの村へ向かうとはじめにトップ画像でも用いていますが、こちらの中央広場が一番最初に目に飛び込んできます。
この十字架のポールが立っている小さな教会:
近くにあった案内板によれば「エルミータ」と呼ばれる境界だそうで、16世紀頃に建てられたものだそうです。
その中央広場から高台の方に向けて路地を上がっていきます。週末だからなのか、思った以上に観光客が多いですね。とはいっても地方の美しい村ですから、せいぜい数組といった程度。こうした路地の写真を撮っていると、ああ今年もまたこうした村巡りが始まったなあと実感します。
村の一番高いのところにはこの村で最も大きい教会がありました。しかし時間帯がちょうどシエスタ・お昼時だったので中には入れませんでした。ああやはりスペインだなと実感。
最初の村としては上々のスタートだったといえるでしょう。
このあたりにはクルマで1時間圏内に美しい村が4つも集中しています。まだ初日ですが一気に行きます!
(続く)