少し時間がたってしまいましたが、去る2016年3月13日に横浜マラソンに参加、無事完走いたしました。
前日のメッセの様子
受付会場は東横線みなとみらい駅駅から徒歩5分程度にある「パシフィコ横浜」。
ちなみにマラソン当日の荷物預り所もここになります。ここで恒例の受付、ゼッケン番号の受取をします。1ヶ月ほど前に送られてきた書類を持参、それから身分証明書としての免許証を持って会場へ。
受付に関しては、他の大会と全く同様で、ランナー専用のブースにてゼッケン引換証と身分証明書のチェックがなされたあと、自分のゼッケン番号を見て指定のブースに向かいゼッケンを受け取ります。
なお、当日荷物預けに使う袋や大会パンプレット、そしてエントリー記念Tシャツはゼッケンを受け取る場所とは少し離れたところで受け取ります。もちろん同じ敷地内にあり案内もされるので大丈夫。
その後はメッセ会場へ。いろいろなイベントを行っていたり、地元の名産品コーナーなどが目白押しでした。さすが横浜といったところか、東京マラソンに次ぐ規模だと思いました。このところ奈良や金沢といった地方でのマラソン参加が多かったこともあり、なおさらこのメッセが大きく見えました。しかし、楽しかったものの特に買うものはなく、早々にその場を立ち去りました。
家に帰り、ランニング衣装にゼッケンを装着するなどの準備を行い、前日は早めに就寝。近いとはいえ当日はもちろん早起きする必要があります。
横浜マラソンは他の大会よりスタートが若干早め
横浜マラソンは、スタートが8:30なので、通常の大会よりも早め。その関係で手荷物預かりの締切時間、スタートブロックへの集合時間も30分ほど他の大会と比べて早くなっています。家から会場までは比較的近かったのですが、結局家を出たのは6時30分。それでもゆっくり出来たほうでしょうか。外泊せず自宅からこの時間に出発、もっとも理想的です。
電車(東横線)は思ったよりも込みませんでした。東横線はこの大会のために臨時ダイヤを用意していたせいでしょうか。もしかしたらJRが多かったのかな。いずれにしてもみなとみらい駅までは順調にたどり着きました。
みなとみらい駅は予想通りの混雑。しかし、多くのスタッフさんの誘導により特段混乱することなく荷物預け場所のパシフィコ横浜に到着することができました。
荷物預け場所がスタートもゴールも同じなのはよいかも
さて、荷物の預け方などは他の大会と全く同じです。ひとつありがたいのが、ゴール地点とスタート地点が同じなので、預けた荷物を引き取る時も同じ場所であること。もちろん窓口も同じです。
ただし、荷物預かり締切時間が7時30分なので要注意。
会場からスタートブロックまでが遠いので要注意
次の締切は*スタート時間整列でこれが8時*です。ここで注意が。荷物預け所のパシフィコ横浜からスタートブロックまでの距離が遠い。歩いて10分以上かかったと思います。遅くとも7時50分にはパシフィコ横浜を出たほうがよいでしょう。ちなみに僕はFブロック。後ろから2つ目でした。トイレも早めに済ませておきましょう。外にたくさんありますので、はやめにそこに行くのもよいかと思いました。
整列締切は8時でしたが、おそらくどのブロックも間に合っていなかった気がします。そのあたりは緩いのかもしれません。
スタートラインにたどり着いたのは開始から20分以上経過してから
そして8時30分、スタートの号砲が鳴り響きます。
しかし、大混雑。結局スタートラインに立てたのは開始から20分以上過ぎてからでした。
キャンペーンガールかなにかでしょうか。あと芸能人がいたようですがよくわかりませんでした。
コースの状況前半
ようやくスタートラインを通過、走り出します。片道3車線の道を走ることができますが、さすがに2万人もいると狭いです。横浜マラソンの制限時間は緩いのですが、前半21km、首都高エリアに辿り着く前まではしっかり走りこみ十分な貯金を作りたかったので、スタート直後からちょっと頑張って走りました。
数日前から鼻炎気味で準備は金沢と時と比べると入念に出来ていたので、快調に走りだすことができました。特に9kmから13km付近の道は平らでかつ幅広かったせいもあり、とても走りやすく、全区間中もっともよいタイムで走れたと思います。
沿道のイベントなど
これはどの市民マラソンでもあるのですが、横浜は特にダンスやブラスバンド、そしてビッグバンドの比率が高かったように思いました。相変わらずの和太鼓な人たちもいます。
なお、個人的には和太鼓系は好きにはなれません。リズムオンリーなのはペースが崩さえるしズレがより目立つからです。
給水について
非常に多かったので全く心配することはありませんでした。さらに、コカコーラがスポンサーなので、どの給水地点でもアクエリアス、やっぱりスポーツドリンクはありがたいです。給水に関してはこれまで出場した東京、京都、奈良、金沢以上の充実さだったのではないでしょうか。
給食について
アメ、バナナなどが適宜ありましたが、それ以外は目立ったものはありませんでした。30km以降ではパンなども用意してありました。支給頻度、質に関しては平均的と言えるでしょう。メドックマラソンに比べると全然ですけどね(笑)。
ちなみに給食に関して20km以降でないとないことが多いので、僕はいつもキャラメルを持参して走っています。朝早いせいも10km過ぎにはお腹が空くことが多いんですよね。
折り返し地点
折り返し地点20km付近は横浜の南部市場。
ここにさかなクンさんがいてランナーに声援を送っていました。翌週の3月20日にオーケストラバルスの本番を迎えていたのですが、実は以前この演奏会でご一緒したことがあります。ということで、「来週バルスに出ますよー!」と言いたかったのですが、残念ながら大勢のランナーに囲まれて話しかける余裕はなく、そのまま通りすぎてしまいました。
上の写真は、折り返した直後、少し距離があるところから撮影したもの。
中間地点近くで5時間のペースランナーに抜かれました。それまでは5時間を切るペースだったようです。
首都高ステージ
横浜マラソンの特徴のひとつがこの「首都高ステージ」です。確かに眺めはよいのですが、いかんせん天気がいまいちだったこと、そしてコースが単調であったので、早い段階で飽きてきました。また気のせいか高速道路のほうが一般道よりも地面が硬いように感じました。20kmまではとても順調でしたが、前半頑張りすぎたせいか、この高速道路ステージで一気にペースダウン。それでも制限時間には間に合いそうです。
32kmから38kmくらいの迂回路的なコースが意外と酷だった
本牧ふ頭で首都高を降りてから横浜シンボルタワー(走っている時には確認できず)へ向かって戻ってくるコースなのですが、コースレイアウト的に面白くないのです。きっと疲れていたせいもあります。いかにも港の工業地帯、倉庫地帯みたいなところで個人的には景色という点で好きにはなれませんでした。レイアウト自体は平で走りやすかったです。
38km過ぎからゴールまでは横浜の街を走り抜ける
特に39kmを過ぎると山下町あたりに戻り、人も多くなりそして街自体も活気あふれてくるので、走っていてとても楽しかったところです。このあたりから集中力が落ちてきたこと、また、制限時間を気にしなくてもよいくらい時間に余裕があったので、あとはほぼ歩きつつ、時折軽くジョギングをするような感じで進んでいきました。
ゴール、パシフィコ横浜、華やかなフィナーレ
40kmを過ぎたあたりから目の前にはみなとみらいの大きなビル群が広がり、それがゴールに近づくに連れて徐々に近づいてくる、非常に華やかで壮大な気持ちになります。このあたりからお腹が急に空き始めてきて、しかも周りには多くの飲食店が…。完全に集中力が切れてしまいました(笑)。でももう歩いても十分間に合います。
なんど出ても「あと1km」の表示を見ると急に元気になってきますね。
そして、ゴール地点は集合場所でもあったパシフィコ横浜。
今回もトラブルなく完走することができました。ネット時間で5時間20分。前半のペースでは、5時間切れそうかなとは思ったものの、後半、特に首都高で、思った以上に足に負担が来てしまったこともあり、終わってみれば平凡なタイムでしたが、これでも十分制限時間以内。通算7回目の完走となりました。
景品はメダルとタオルしかない、でもこれでいいかも
さて完走後の各種贈呈式。基本的には「記念メダル」と「フィニッシャータオル」の2つのみ。特におみやげ的なものはありませんでした。他大会と比較しますと、記念メダルややや重め、そして、タオルはやや小さめでした。
もうあちこちの大会でいろいろいただいていますから、これだけで十分です。フィニッシャータオルも随分と増えました。
全体的な感想
初出場の横浜マラソン、最後に重複するかもしれませんが、総括的に全体の感想を書いてみます。
コースレイアウト
全体的に平坦で走りやすく、横浜の魅力を存分に伝えられるよいレイアウトだと思います。また一部区間を除き道路も広いため、速く走りたい人もゆっくり走りたい人にとっても快適なコースだと言えるでしょう。制限時間もゆるく初心者向けなのはいいです。
当日の運営
スタッフも多く非常にスムーズだったと思います。第2回とは思えないくらいでした。とても快適に参加できました。もっとも僕が出場した大会はいずれもスムーズでいい思いしかしたことがないですね。
給水給食
給水は他の大会よりもずっと充実していましたが、給食は普通といったところだったでしょうか。
トイレ事情
設置箇所は多かったと思いますが、1設置箇所あたりのトイレの数は参加人数の割には少ないかもしれないと思いました。ちなみに僕は幸いな事にトイレは一度も行かずにゴール出来ました。
コンビニ事情
この話題、僕のような意識の低いランナーにとっては意外と大事だったりする話。コース沿いにコンビニは意外と少なかったようにも思いました。あることはあります。コンビニは意外とトイレ利用できたりお腹が空いた時にも買い物(クレジットカードや電子マネーは持参しておくといいです)ができるので、有無を重要視しています。
関連イベント関係
横浜ということもあり、最近参加した金沢や奈良と比較するとより華やかさを感じました。それでもありきたりのブースだらけではあり、真新しさは感じませんでした。可でもなく不可でもなく、といったところでしょうか。
次回も参加したい?
もちろん!と言いたいところですが、なんと2017年は10月末開催のようです。他の行事などと照らし合わせると日程調整しづらそうで、応募するかどうか悩んでいます。
さあ、次のフルマラソンは?今のところ濃厚なのが10月の金沢マラソンでしょうか。最低でも年1回は大会に出て普段走るためのモチベーションにつなげていきたいと考えています。