訪問日時:2016年4月25日 午後7時頃
この日最後の美しい村、そしてこの日の宿泊地となります。実は同日3つ目の村「モレッラ」を出発する前に、この日の宿を探しました。どのあたりにしようか悩んだのですが、この日最後の美しい村であるここ「カラセイテ」にホテルがいくつかあることがわかました。
時間的にもちょうどこの村が最後となり仮にここを観光し終えてから宿泊地へ向かうとしては最低1時間はかかりそう、そもそもこの村にたどり着くのが夕方6時を超えそう、ということで、この美しい村に宿泊することに決めました。
直前のヴァルデロブレスからは30分少々の距離、思ったよりも近かったです。
そして、村に到着。旧市街の路地を進み無事にホテルを発見。ホテルは中央広場に面したところにある評判も良いホテルのようです。下の写真左正面がそのホテル。
残念ながら中央広場には駐車ができなかったので、300mほど離れたところに路駐しました。翌朝までなら無料のようです。ここから必要最低限の荷物のみをもってホテルへと歩いて移動。気温は思ったよりも低く10度くらい、あるいはそれ以下だったのかもしれません。写真で見るといい天気ですが、標高も1,000mを超えているので意外と寒いのです。
さてホテルへ到着。片言の英語を話せる女性がレセプションに、どうやら宿泊客は僕くらいのようだったので、名前を伝える前にすでに名前を知っていたみたいです。パスポート等必要書類を提示して、部屋へ案内されました。とてもよい部屋です。
しかし、ホテルの宿泊客が僕だけということである程度想像はしていましたが、この時期は全くのシーズンオフ、ホテルは当然として、街中にも観光客らしき人は一切見かけませんでした。一応、レストランが開くであろう20時近くまで街を適当に散策。その際に今夜行くレストランがないか探しつつ散策したのですが、なんと驚いたことにこの村にあるレストランはこの日は一切営業なし。レストラン難民が決定してしまいました。
しかたなく夕暮れ時まで、村を散歩。とはいっても市庁舎広場周辺と教会くらいしかみるところはありませんでした。
結局その日は街郊外に小さなバルがあったものの、そこにもまともな食事はなくビールを飲んだだけ。特にお菓子なども買っていたわけではないので、この日の夜はなにも食べることができませんでした。それでも幸いだったのはこの日のお昼はきっちりとレストランでランチをしたこと。おかげでなんとか空腹から免れることができました。スペインのち方はやっぱりレストランが少ない、あまりレストラン文化がないようにも思えます。
この日一番最後の美しい村は、なんと寂しい滞在となってしまったとはいえ、ホテルはとても居心地がよくサービスも丁寧だったので満足できました。村自体の景観もとてもきれいだったと思います。また再訪ができるとよいのですが。
この日もたっぷりと観光。明日は久しぶりに世界遺産巡りに戻る予定です。美しい村巡りもします。(続く)