2016年GW スペインの旅 No.22:シブール(Ciboure)、モーリス・ラヴェルの生家

スペイン・バスクの旅2016年GW
スペイン・バスクの旅2016年GW

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訪問日時:2016年5月2日、午後5時頃

ミュージアムもなにもありませんでした…。

サン・ジャン・ド・リュズの隣町へ

この日の宿泊地はサン・セバスティアン。フレンチバスク地方の美しい村巡りを終え、サン・セバスティアンへと向かう直前で立ち寄ったのは、スペインとの国境にほど近いサン・ジャン・ド・リュズ、ではなくてそのすぐ隣の「シブール(Ciboure)」という街。

サン・ジャン・ド・リュズは、海に面するフレンチバスク地方でも有名な保養地であり、おそらく?すぐとなり(1kmもない距離)のシブールも保養地なのでしょう。

ちなみにサン・ジャン・ド・リュズの遠景はこんな感じです。シブール側から撮影。

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ラヴェルの家(La Maison Ravel)

しかし、我々の目的はフランスの偉大なる作曲家の一人「モーリス・ラヴェル」の生家を訪れること

それにしても情報がほとんどない。数少ないウェブの情報にもとづいて、どうにかやってきました。しかし、本当になにも目印がない。一瞬通りすぎてしまいました。

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この手前の白い建物がラヴェルの生家だとのことです。とりあえずすぐ近くの波止場近くにクルマを駐車してその家のまえまで歩いていってみました。

この建物、現在は普通のアパートのようでした。かろうじてここでラヴェルが生まれましたというプレートがある程度。

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あとはこうした説明書きも一応はありました。

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あらためて読んでみますと、このあたりは16世紀ころよりオランダ人コミュニティーの居住区であったそうで、1875年にラヴェルが生まれたともしっかり書いてあります。そしてなんと1993年からは歴史的資産に登録されたとあるではないですか!それだったら、もうちょっとポピュラーにして欲しいなー、偉大なるモーリス・ラヴェルなのですよ!ゲルニカにあるバスク民族博物館にもラヴェル紹介されていたのに。

ものすごく地味な観光となりましたが、ラヴェル好きにな私にとってはかけがいのない経験となりました。この日の観光はこれで終了。ようやくサン・セバスティアンです。再びスペイン領へ。(続く)

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