訪問日時:2017年9月13日、午前10時頃
2017年9月に行ってきたスイスの最も美しい村巡り記、今回が最後になります。2017年9月時点では27箇所が登録されており、この時点では完全制覇を達成していました。
最後の回といっても訪問したのは訪問開始2日目のことでした。トロゲンは世界遺産にもなっているスイス北東部、ボーデン湖近郊のザンクト・ガレンの郊外にあります。ザンクト・ガレンの南側の丘の上に位置しています。ザンクト・ガレンはこの2年前にリヒテンシュタイン観光と一緒に訪れていましたので少し懐かしかったです。
丘の上といっても結構な標高があり、標高と言うよりは長い坂道が続くといったほうが適切でしょうか。ザンクト・ガレンからそんなに距離がないのに思った以上に村まで時間がかかる。しかしその途中には多くの家がある、沢山の人が住んでいる様子。大都会ザンクト・ガレンの郊外だからなのでしょう。そんな家の多さもあってかトロゲンまでの坂道に沿って電車が走っていました。登山電車見たいな感じなのですが周りはアルプスの山々では全くなく住宅地なんですけどね。
高台にあるイメージ、写真から想像できるでしょうか。
長い坂道といってもクルマだと高々10分程度の距離です。村に到着。苦労したのは駐車場探し。目立ったところにはなし。なんとか路地裏をさまよって狭い場所に縦列で停めることができました。 村の歴史ですが、このあたりはザンクトガレンなど歴史の古い街が多いとはいえ、この村自体は17世紀ころから形成されたということらしいです。それほど歴史が古いということではなさそうです。昔は森だったようです。 村の散策ですが、ところどころ趣のある家、建物がある程度で特段目立ったものはなかった印象。
印象に残っているのは先程ここへ来るときに見てきた鉄道の終着駅があった程度でしょうか。
天気もよくなかったのであまりテンションも高まらなかったこともあって、なんとなく流し気味な散策となりました。これもまたよくあるはなし、美しい村めぐり、それだけでなくヨーロッパの田舎の街の観光なんてこんなものです。しかし、こうした観光を繰り返し行い、ときに10回に1回あればいいほうですが、とても美しく感動的な光景に出会えるのです。この可能性を求めて、私の美しい村巡りはまだまだ続くわけです。
スイスの最も美しい村巡り2017はこれにて終了です。次回は総集編をお届けする予定です。