訪問日時:2017年9月25日、午前10時頃
単発的ブルターニュ観光。ブルターニュ地方は、以前フランスの最も美しい村巡りを行っていた2011年に訪れたくらいで、村以外はほとんど観光できていませんでした。もう少しいろいろ行きたかったのですが、このときは中世時代からの立派な城郭が現存するフジェールの街のみを訪れました。地球の歩き方にも掲載されている場所です。
この街に最初の砦ができたのは11世紀頃、その頃からブルターニュ王国を他国から守るための要塞として15世紀にフランス王国に支配されるまで発展していきました。この時代の要塞がこれだけの規模で現存しているのはヨーロッパの中でもそう多くないそうで、非常に重要な文化遺産となっています。
ただしこの日訪れたときは残念な天気、比較的強い雨でした。
要塞は現在の街の中心である丘の上、中にあるのではなく、その下側にありました。現在は広い公園のようになっていますが、城壁内の見学は有料です。
現存している等の中に各種展示物、フランス全土の歴史、ブルターニュ王国の歴史の解説パネル等があります。
観光客が、歴史的遺産好き、こういったところが観光名所になることは日本もヨーロッパも同じ。僕は朝一番に行きましたが、その後、悪天候にもかかわらず観光客が絶え間なく訪れてきていたのが印象的でした。現地でいただけるパンフレットも充実していました。
月曜日ですらこうなのですから、週末はもっと賑わうことでしょう。