3月に1週間ほどニューカレドニアへと行ってきました。数回に渡ってその時の様子を書いてみます。
航空券の手配はエクスペディアで
まず日本からニューカレドニアの航空券、こちらはエクスペディアにて手配しました。成田第一ターミナルを12時頃出発するエアカランの直行便。一人往復81,000円。安いとは思いましたが、もしかすると旅行代理店のツアーで申し込んでも同程度の値段、むしろホテル代等が含まれてもっと安いかもしれません。
フライト時間はおよそ8時間30分、日本とニューカレドニアの時差は+2時間、ということでニューカレドニア本島のトントゥータ国際空港につくのは現地時間の22時過ぎです。
トントゥータ国際空港のATM
この空港はとても小さな空港ですが、荷物を受け取り税関等を抜け外に出るとすぐ左手にATMがありここでクレジットカード・キャッシングが可能でした。
なおATMは市内のいたるところにあります。またクレジットカードも本島はもちろんのこと離島ともに使えますので、キャッシュに困ることはまずないと思います。
なお日本円を空港にて両替することもできます。多くの日本人観光客はこの方法を取っていたと思います。我々は日本円を直接両替はしていないので換算レートなどの状況はわかりません。
トントゥータ国際空港でのプリペイドSIM購入、到着ロビーの郵便局のOPTで可能
非常に良いのは到着便が深夜でもこのOPTはどうやら営業しているらしいのです。確かに係の人がいました。これはありがたいです。なお、OPTで購入したプリペイドSIMに関しては別途説明の場を設けます。OPTとはニューカレドニアの郵便局、郵便局でSIMを買うということになります。
ただし我々はここでは買えませんでした。事前リサーチ不足でニューカレドニアのプリペイドSIMが郵便局で買えることを、到着時には知りませんでした。
なお、僕は後日、ウベア島で無事にこのMobilirを買うことができました。まさか離島で購入できるとは思いませんでしたが、聞いて見るものですね。少し高いのですが6000フランのプランしかなかったと思います。しかし電話もでき、かつ3000フランのデータ通信プランがついています。
アクティベートさせるには、所定の番号に「IMD(IMでもよいらしい)」というテキストをSMSをで送るとできます。
[highlight]後述しますがどう考えても「1111」一択です。[/highlight]
いくつかアクティベート用のSMS番号があるのですが、1111が24時間無制限で利用できるものだからです。一回あたり400フラン分使用することになるのですが、初回購入時にすでに3000フランのデータ代金が含まれているので7日、一週間分は無制限に使えることになります。ですが、正直、ニューカレドニア全土のネットのスピードは遅いので要注意です。ちょっとネットで調べごとしたり、あるいはGoogleマップを利用する程度にしておいたほうが無難です。
ぜひとも到着と同時に手に入れたいですね。ただし購入するにはある程度時間がかかるので、20分程度は時間的余裕を持っておいたほうが良いでしょう。
(おそらく)ニューカレドニアの田舎のOPTでもSIMは買えます
僕は空港での購入に失敗しましたが、なんと月曜日に行ったロワイヨテ諸島のウベア島にたった1件だけあるOPTで、めでたくSIMを買うことができました!
空港で買えなくても、市内で買えなくても諦めずに近くのOPTへ行ってみてください。ただし英語は多分通じないと思います。ウベアは一切通じませんでした。もっとも日本から現地から問わずロワイヨテ諸島旅行はなにかしらのガイドツアーになることがほとんどなので、ここでわざわざ買うニーズはほとんどないとは思います。オール個人手配の場合にはご参考にしてみてください。
ちなみにOPTではATMがありクレジットカードのキャッシングも可能です。とても便利。
eSIM, GigSky はまだニューカレドニア対応をしていなかった
SIMに関してもう一つ。新しいiPhone XS から導入されたeSIM。”GigSky”という会社を通して French Polynesia の1GBを購入したのですが、残念ながらニューカレドニアは対象外でした。ウェブサイトには情報があまりなかったので多分行けるかなあと実験的に試みたわけですが残念ながら失敗に終わりました。6,000円は高かったですが、授業料ということでポジティブに解釈しておきます。海外eSIMはGWのイタリアまでお預けです。
トントゥータ国際空港からヌメア市内までの移動
空港脇の地元バス会社「L’arc en Ciel」が便利です。しかしいくつか注意点が。
ニューカレドニアの国際的玄関「トントゥータ国際空港(L’Aéroport International de Nouméa – La Tontouta)」ですが、本島最大の街「ヌメア(Nouméa)」からは1時間以上離れています。しかし、深夜便にて到着する日本人が多いので、空港からは特段問題なく移動できるか、と通常の感覚でいるとちょっと怖いかもしれません。実際、5年前、レユニオン島でまったくタクシーやバスがなく、苦労したことがありましたので。
ということで個人旅行の場合は自分で手配が必要です。初日に宿泊するホテル経由で、地元のバス会社「L’arc en Ciel」に予約をお願いしていました。場所はネットの情報通り空港の正面出入口を出て右手側にありました。
見づらい、見つけづらい等のうわさもありましたが、全くそんなことはなかったです。すぐわかりました。というかバスがたくさん停まっています。
しかし、手配できていたと思っていたバスですが、なんとホテル側のミスなのか予約ができていなかったようです。幸い、「L’arc en Ciel」を利用する日本人、フランス人がたくさんいて、バス会社の人もたくさんいたので、適当に会社の人に話しかけどうにかしてもらうことができました。実のところホテル側の手配忘れなのかなんだったのかわかりません。当初一人あたり4000パシフィックフランくらいと聞いていましたが、結局、この料金を支払うことなくバスに乗り込みことができました。
とはいえやはりホテルなどに頼むのではなく自分で頼んでおけばよかったと思います。あいのりのワゴンなら2100フランと安い!これ使うべきだったな…。
もともと到着が遅かったこともあり結局空港を出発したのは0時直前。ホテルに到着したのは午前1時過ぎ。ホテルは24時間営業だったのですが、深夜に着く客も多いため、チェックインにも時間がかかり、結局寝ることができたのは2時過ぎだったと思います。
なお、ホテルはNouvataというところ。アンスバタ地区ではまずまず有名なところみたいです。予約はBooking.comから。
日本のツアーでもよく使われるみたいです。ただし我々が選んだのは一番安いプラン、ここだとホテル内のプールなどは自由に使えますが、部屋は少し離れたこちらの建物になります。
それでも目の前はアンスバタ海岸を一望できるよい場所です。
(次回に続く)