2018年7月ブルガリア・ルーマニア、ルーマニア編その3:世界遺産、シギショアラ歴史地区

2018年7月ブルガリア・ルーマニア
2018年7月ブルガリア・ルーマニア

訪問日時:2018年7月20日、1泊

トランシルヴァニア地方で最も有名で最も美しいと言われる街「シギショアラ」。ルーマニア初心者必見のポイントでしょう。

前泊地ブラショフからシギショアラまでは2時間ほどかかります。ルーマニアには3泊しかしないため、かなり駆け足の観光。この途中で訪れたスポットは大変素晴らしかったために、次回詳細にご報告いたしますが、今回はまずこちらのシギショアラから。

この街は、12世紀にハンガリー王がザクセン人を入植させたことから始まり、15世紀頃にはギルドを持つ裕福な街へと発展したとのこと。つまりはドイツ系の人々が作った街という感じです。旧市街地には14世紀に造らえた時計台を始め、中世の面影を強く残す大変美しい街です。

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旧市街にはクルマで入ることはできますが、駐車場はないので、旧市街の外側にある駐車場を利用します。世界遺産でありかつ一大人気観光地ということもあって駐車場は充実しているのかと思いきや、意外にも少なく、最初は苦労しました。ちなみにわたしが停めたところは以下のマップのところ。

入り口等にゲートとかはなく完全手動で、適当にスペースに停めるとどこからともなく係員らしき人がやってきて、その方にお金を払う必要があります。でも要注意点あり。こういった駐車場の係員、基本的に許可証あるいは身分証明書らしきものを持っている感じです。必ず提示を求めましょう。(実際別のところで変な浮浪者みたいな人に騙されそうになりました。一旦支払ったのですが、すぐ本物が現れたため、お金をすぐ取り戻せましたが…) こういう人が行うタイプ、正直心配でしたが、いずれにしても翌日10時ころまでは有効ということ。

しかし場所は本当に便利。すぐ近くにある階段から時計台の下辺りを通って旧市街にアクセスすることができます。とはいえ上り階段ですから、大きな荷物を持っての移動は大変でしょう。

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この日の宿は旧市街地のアパルトマン。特に連絡もなかったので、直接現地へ。管理人さんがすぐに出てきてチェックインはスムーズ。翌朝はいないみたいだったので、その場で料金を支払いました。現金のみだったかもしれません。忘れてしまいました。

荷物をアパルトマンへおいて、観光開始、といってもとても小さな町なので、見どころはシンボルの時計塔と丘の上にある教会くらいです。時計塔は展望台兼博物館となっています。展望台からの眺めは最高でした。

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博物館はまあ普通でした。ロケットに関する展示がなぜかあったのですが、どうやらシギショアラ出身者がアメリカでアポロ計画に携わっていたからなのだそうです。

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それ以外では、翌日にはなりましたが、旧市街広場からこのような木製の階段をあがり街の高台へと行きました。ここには、山上教会、ドイツ語学校があります。

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観光地といえばシギショアラはドラキュラ伯爵のモデルとなったヴラド・ドラクルが、ハンガリー王に幽閉されていたという家があります。

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現在は飲食店になっていますが、建物の最上階にはドラキュラの部屋というものがあってプチお化け屋敷になっているらしいです。ベタ過ぎて興味がなかったので行きませんでしたから、詳細はわかりません。

観光に関してはこのくらいでした。

食事に関してです。旧市街にいくつかレストランはあるのですが、数は多くなかったです。旧市街の外へ行くてもあったのですが、やはりアパルトマンから近いほうがいい、ということでこちらのお店にしました。

お世話になったレストラン:Casa Georgius Krauss

食事は相変わらずルーマニア的、だと思われるものを。おしゃれなレストラン、そして少し高めでしたが、味はびっくりするほどではなく普通だったと思います。

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もちろんワインも頼んでます。

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小さいながらもたいへん美しい、そして心地よい街でした。本当に訪れたい世界遺産であることに間違いないでしょう。

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