Hierges – フランスの最も美しい村巡り2026 No.4 -★★★☆☆

フランスの最も美しい村
フランスの最も美しい村フランスの最も美しい村フランスの最も美しい村巡り世界の最も美しい村

Date and Time – 2026:06:11 14:48:46

Hierges - Les Plus Beaux Villages de France
Entre Charleville-Mézières et Namur, dans un paysage ouvert sur la vallée de la Meuse, Hierges déploie ses maisons de pierre bleue de Givet au pied d'un château...

この旅4箇所目の村「イエルジュ」は2025年に新しくリストに加えられたフランスの最も美しい村。場所はアルデンヌ地方に位置しています。アルデンヌ地方といえばフランスとベルギーワロン地方に隣接する地域です。3か所の美しい村「モンドーファン」はオートアルプ地方、フランスの南東部でイタリア国境にも近いところでしたから、そこからかなりの距離がありますし、モンドーファン訪問は月曜日、そしてここイエルジュは金曜日ですから、他の地域も立ち寄りつつも、移動には4日ほどかかったことになります。

イエルジュの前の日はアルザス地方のコルマールに泊まっていまして、ここから直接イエルジュに向かったのですが、途中ルクセンブルク、ベルギーの高速道路を経由したほうが早いのです。それぞれの国境は高速道路で越えることになります。ルクセンブルクもベルギーも過去に訪問してことはありますが、ルクセンブルクの高速道路を走るのは実は初めてでした。ルクセンブルクの高速道路はとても綺麗に整備されていたのですが、交通量が多くてやや走りづらったです。ベルギーの高速道路、こちらも道自体は悪くないのですが、こちらもベルギーの一般道と同様、道は広くて綺麗なのになんか窮屈さを感じる。総合的には慣れていることもあるでしょうが、やはりフランスの道路が走りやすいです。

そしてベルギーの高速道路を途中で降りてそこからは一般道で再びフランスへ。結局イエルジュまではアルザスから5時間かかりました。イエルジュの村はやや小高い丘の上にあり、丘の一番上にお城があり村はその下に広がっています。広がっているといってもメインストリートは1本だけです。自分が散策を始めた方とは反対側のメインストリートの端はちょっとした広場のようになっていて、そこに1軒だけカフェかもしかするとホテルも経営しているかもしれない建物がありましたが、開いてるかどうかもよくわかりませんでした。周りは工事中みたいな感じだったので開いていなかったのかもしれません。ここ以外の商業施設、お土産屋さんなどは一切見当たりませんでした。まだ選ばれてまもない美しい村だからなのでしょう。

ゆっくり歩いても30分ほどでこの日最初で最後の観光が終わりました。

村の詳しい説明は以下を参考にしてください。

🌿 概要

イエルジュは、フランス北東部のアルデンヌ県にある小さな中世の村です。ジヴェやベルギー国境からわずか数キロメートルの場所に位置しています。ルネサンス様式の城跡の麓に広がる村で、石畳の路地、地元産のジヴェの青石を使った伝統的な家屋、木骨造りのファサード、濃い色のスレート屋根が特徴です。

ムーズ川渓谷を見渡す場所にあり、アルデンヌの森とベルギー国境付近の開けた風景に囲まれた、非常に絵になる村です。人口約160人の小さな集落には、歴史ある国境地域の村らしい静かで親密な雰囲気が残されています。2025年9月27日、イエルジュはアルデンヌ県で初めて、「フランスの最も美しい村」協会に加盟しました。(フランスの最も美しい村々)


✨ 主な特徴

  1. ルネサンス様式の城を仰ぐ中世の村 イエルジュは、周囲を見渡す要塞城の麓に発展しました。細い石畳の通り、石造りの家々、教会や城へ向かって上る急な路地などが、統一感のある歴史的景観を形成しています。景観を損なうような現代建築がほとんどないため、村全体が屋外の歴史建築博物館のような趣を保っています。(ヴァル・ダルデンヌ観光局)
  2. イエルジュ城 村を見下ろすようにそびえているのが、印象的なイエルジュ城の遺構です。この場所には9世紀末頃、ノルマン人の侵入に備えてムーズ川渓谷を監視するための要塞が築かれたと考えられています。 中世の城塞はその後破壊され、1560年頃に優雅な要塞化された居城として再建されました。現在は個人所有で、通常内部は一般公開されていませんが、塔や城壁、外側の防御施設は今もイエルジュを象徴する景観となっています。(フランスの最も美しい村々)
  3. ムーズ・ルネサンス建築の貴重な例 現存する城の遺構には、防御施設としての機能と貴族の邸宅としての優雅さが共存しています。赤レンガと青い石灰岩の組み合わせ、円形の塔、方立窓、銃眼などは、ムーズ川流域で発達したムーズ・ルネサンス様式の特徴です。 城はフランス革命期に襲撃され、1793年の火災によって大部分が破壊されました。その結果、現在のような情緒ある城跡となっています。イエルジュ城は1980年に歴史的記念物に指定されました。(アルデンヌ観光局)
  4. 青石の家々とスレート屋根 イエルジュの景観を特徴づけているのが、近隣のジヴェ周辺で伝統的に採掘されてきた、青みがかった暗い色の石灰岩、「ジヴェの青石(pierre bleue de Givet)」です。 この石は、村の家屋や塀、玄関、さまざまな建築装飾に使われています。赤レンガ、木骨造り、スレート屋根との組み合わせによって、歴史地区全体に統一感のある独特の色彩が生み出されています。(フランスの最も美しい村々)
  5. サン=ジャン=バティスト教会 サン=ジャン=バティスト教会は、イエルジュ領主ジル・ド・ベルレモンと、その妻ランベルト・ド・クロイによって1579年に建設されました。 城と同じくムーズ・ルネサンス建築の重要な例であり、後にフォワッシュやシャルルモンに建てられた教会のモデルとなりました。内部には、中世末期から18世紀までのさまざまな時代の宗教美術品や調度品が残されています。(アルデンヌ観光局)
  6. イエルジュ領主と十字軍 イエルジュは、中世の十字軍国家とも歴史的なつながりがあります。この村を治めた領主の中で最も有名な人物の一人であるマナセス・ド・イエルジュは聖地へ渡り、12世紀にエルサレム王国の軍司令官を務めました。 こうした歴史を背景として、イエルジュ城にはエルサレムや騎士、伝説上の妖精メリュジーヌにまつわるさまざまな物語が伝えられています。(ヴァル・ダルデンヌ観光局)
  7. 「決闘の十字架」 村の広場には、「決闘の十字架(Croix du Duel)」または「死者の十字架(Croix d’Occis)」と呼ばれる石彫の記念碑があります。これは、1579年に起きた殺人事件を記憶するもので、殺人を犯した人物が罪を償うために建立した贖罪の十字架です。 後に建てられた家の壁に組み込まれており、キリスト像と四福音書記者の象徴が刻まれています。1926年に歴史的記念物に登録されました。(アルデンヌ観光局)
  8. かつての共同水車 歴史地区の下方には、修復された共同水車(moulin banal)があります。封建制度のもとでは、住民はこの領主所有の水車に穀物を持ち込み、使用料を支払って製粉しなければなりませんでした。 現在も残る水車の車輪と小川沿いの緑豊かな景観は、村の上にそびえる堂々とした城跡とは対照的な、穏やかな田園風景をつくり出しています。(ヴァル・ダルデンヌ観光局)
  9. ムーズ川渓谷への玄関口 イエルジュはジヴェから南へ約5キロメートル、ムーズ川右岸に近く、ベルギー国境からもわずかな距離にあります。高所に築かれた城からは、かつて国境地帯の重要な交通路であったムーズ川渓谷を監視することができました。 現在では、周囲の遊歩道や城壁付近から、ムーズ川、ポワント・ド・ジヴェ自然保護区、アルデンヌの森林に覆われた丘陵の美しい景色を眺めることができます。(フランスの最も美しい村々)
  10. アルデンヌ県初の「フランスの最も美しい村」 イエルジュは、アルプ=ド=オート=プロヴァンス県のコルマールとともに、2025年9月27日に「フランスの最も美しい村」へ正式に加盟しました。これにより、イエルジュはアルデンヌ県で初めて認定された村となりました。 イエルジュは2004年と2010年にも加盟を申請していましたが、当時は認定に至りませんでした。2025年の審査では、村の修復活動や公共空間の整備、青石造りの家々、スレート屋根、中世以来の景観を守る取り組みが特に高く評価されました。(フランスの最も美しい村々)

イエルジュは、中世の雰囲気、ルネサンス建築、アルデンヌ地方の自然景観が魅力的に組み合わさった村です。石畳の路地を散策し、青石造りの家々を眺め、サン=ジャン=バティスト教会や古い水車を訪ねながら、村の上にそびえる情緒豊かな城跡の景観を楽しむことができます。

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