訪問日時:2010年4月28日午後2時頃
とにかくこの日は暑かったです。Belcastel(ベルカステル)、Sant-Cirq-Lapopie(サン・シルク・ラポピー)、そしてこの日3件目の美しい村はここNajac。
Sant-Cirq-Lapopie(サン・シルク・ラポピー)を13時過ぎに出発。途中大きく迷うこともありませんでしたが、思ったよりも時間がかかりました。それでも1時間ちょっとで着いたと思います。
直線距離で近道もあったようですが、Google Mapで見る所の黄色い道を中心にたどってNajacへと向かいました。
いわゆる県道、D○号線という呼び方をするのですが、こうした地図でもはっきりわかる道じゃないととても疲れるし迷います。それにこうした道を外れるとほんと舗装されてるかどうかよくわからない山道みたいになるので、道はくねくねしてる上安定的にスピードも出せないので、ストレスがたまります。その点D号線であれば90kmで走れる上、舗装もしっかりしていますから、ストレスフリーでドライブできます。
フランスは基本信号がなくラウンドアバウト(ロンポワン)ですからね、これも快適なドライブの要因となっています。
恒例の入り口での写真撮影(一番上の写真です。)を終え、いざ村へ。村の入口に駐車場がちゃんとありました。近くにはホテルも数件ありました。
このように立派な観光案内所もあります。
さてさてこの村にはいってなんといっても一番最初に目に飛び込んでくるのが、こちらのお城でしょう。
このお城、かつて牢獄になったり、はたまた軍事の要塞として多くの争いの舞台になったりと、歴史あるお城のようです。もちろんこのお城を目指して歩いてみることにしました。
うーんどのくらい距離があるのかなあ…。この日はとてもいい天気、とても暑かったのですが、せっかく来ましたし、実はせいぜい人口2,000人にもいかない小さな村ですから、それほど距離もないはず。
とはいえこの炎天下、結構な坂を一旦下って又登る、とてもハードです。
途中の街並みの写真を撮りながら、汗だくでお城へと向かいました。
この村もどうやら巡礼路のようですね。
ただ残念だったのは、お城のたかーいところに登ることができなかったことです。いろいろぐるぐる回って探してみたのですが、ないんですよ、登るところ…。
とはいえ、お城は村を見下ろすことができる高台にあるわけです。そこから眺める村の景色は見事でした。
再び町の方へ戻ってきました。確かに坂はきつかったですが、予想通りそれほど距離もありませんでした。小さな村ですので、これといってきらびやかで大きなモニュメントはありません。でも、こうした素朴だけど歴史を感じさせる村を、滞在時間わずかながらたくさん巡る旅がとても楽しくて仕方ありません。
本当に4年前に勇気を振り絞ってドライブ旅行にチャレンジしてよかった、そんなふうに思う今日この頃です。
この後は、アルビという街へ向かいました。この日のホテルを取ってあるところです。その途中また素敵な街へ立ち寄ったのですが、それはまた別の機会に。
公式サイト:Najac