訪問日時:2010年5月7日午前12時頃
ドルマバフチェ宮殿観光を終え、再びトラムで旧市街までもどってきました。とりあえず旧市街側のシルケジ駅まで。
次に向かったのは「考古学博物館」です。シルケジから歩いて行きました。
ここは1881年に設立、そもそもトルコはキリスト、イスラム文化の交差路にある地域、考古学的価値ある出土品がたくさんあるような土地柄ですが、その多くは欧米諸国に持ち出されてしまったため、その流出を防ぐために設立されたそうです。
それでも、開設以降の出土品が数多く収められていて、アレキサンダー大王の石棺をはじめとしたギリシア・ローマ時代のコレクションが世界的に評価が高いとのこと。
まずなんといっても最初の印象は、彫刻の多さですね。フロアも十分なひろさ、そしてあまり混んでいない、ということでとても気持よく鑑賞できました。ワタクシ彫刻大好き。
このような彫刻、ギリシャ・ヘレニズム・ローマ時代のものが充実している美術館でざっと思いつくのは、ヴァチカン、ローマ、ロンドン大英博物館なのですが、それにも負けず劣らず見ごたえのある素晴らしい作品が充実していたと思います。
短い滞在時間で慌ただしく観光していた中、比較てゆっくりと落ち着いて鑑賞できたので、疲れも癒されました。
(続く)