引き続き東京マラソン2011完走を振り返ります。今回のレポートは第2回のtwitterでの話題と重なるところでもありますが、ここでは特に「位置情報発信」をメインテーマとして書いていきたいと思っています。
前々回に引き続き最も力を入れたのは、「現在地情報発信」、正直な話これがしたいがために東京マラソンを走ったと言っても過言ではありません。
この現在地情報発信こそ前回最も悔やまれたところでしたので、今回この発信にかける思いは生半可なものではありませんでした。
もうすでに何度か触れておりますが、「今ココなう!」「foursquare」「ランナーアップデートサービス」を利用しました。
- 今ココなう!(Google Mapによるリアルタイム発信、twitterと連動)
- foursquare(毎度おなじみ位置情報SNS、twitterと連動)
- ランナーアップデートサービス(5km毎の通過時間を通知)
結果としては大成功!友人からの評判も上々でした。この2年間で車載カメラ中継、海外旅行中継などで鍛え上げたノウハウは、見事に発揮されたと思います。
ということで、さらに次回を睨んでここに今回の状況についてあらためてまとめておきたいと思います。
その1:今ココなう!による発信
予想通りといいますか、最も力を発揮してくれたのは今ココなう!でしょう。2年前にはなかったアプリです。この存在を知ったのは2年前の東京マラソンが終わってから数ヵ月後でしたからね。本当に素晴らしいアプリが出現した、すごい時代が来たなあと感激したものです。
上の写真は前日の東京マラソンEXPO時に撮影したものですが、当日はまさにこのような状態でウェストポーチに入れて走っていました。時々通信がうまくいっているのかを確認しながら走っていました。
これは実際に走っているときのスクリーンショット。
定期的にツイートしてくれます。実際につぶやかれたのはこちらです。
このつぶやきにはいくつか短縮URLがありまして、そのうち一番はじめのものは、以下のようなサイトにリンクします。
「過去ココ」としてGPS情報の記録を残すことができるのがとてもよかったです。いつどこにいたのかをいとも簡単に記録できる、本当に便利な時代になりました。
今ココなう!は一時通信がうまくいかなかったことがあったようですが、概ね順調に稼働していたようです。2年前にできなかったリアルタイム位置情報発信が実現して本当に嬉しかったです。
その2:foursquareによる発信
これも大成功要因のひとつ。twitterのフォロワーさんからは、特に今ココなうがうまく動いていなかったときに現在地を把握するのに非常に役に立ったと好評をいただきました。
foursquareについては、以前の日記でも書きましたとおり予めVenueの新規登録をしておいたことが本当に役立ちました。(過去の日記:foursquare 東京マラソン用にVenue登録してみた)
事前登録をしていてよかったのは2点。
まず1点目は「当日チェックインしやすかった」ということです。思った以上に東京マラソンに関係するVenueが少なかったですし。さすがに本番当日にゼロから作るのには無理がありますからね。
続いて2点目は「コースの地理に強くなった」です。登録時にきちんと地図で位置座標をgoogleマップを見ながら確認するわけですが、これによって住所や位置情報を覚えることができました。
たしかに1km毎に○km地点という看板があるのですが、コースや距離を事前に頭に入れておくということがいかに精神的な負担を少なくする効果があるのかをとても実感しました。(このあたりのことはまた別途日記を書く予定です。)
そしてそして、何よりも当日に「2つのメイヤーを獲得」「Super Mayorバッジを獲得」したことがとても嬉しかったです。これも思い出に残るすばらしい出来事でした。
その3:ランナーアップデートサービス
これは正直5km毎ですし更新のタイミングもよくわからなかったので正直上記2つの方法と比較してあまり重要視していませんでした。
そうはいっても公式サイトなので、自分が思っている以上に友人は参考にしていたとのことです。
例の「計時チップ」による正確なタイムが記録されていきますので、そういう意味では最も正確な情報だったのかもしれませんね。
以上、事前にもっとも力を入れた「現在地情報発信」は、その甲斐もあって大成功に終わりました。