なんといっても昨日のビッグニュース、いや間違いなく今年最大級のビッグな科学のニュースはこれでしょう。
ヒッグス粒子とみられる新粒子発見 国際チーム :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC04006_U2A700C1MM8000/
New Particle Found, Consistent With Higgs Boson – WSJ.com http://on.wsj.com/OmVRRn
まがいなりにも一応大学と大学院で素粒子論専攻してましたので、理論的な背景に限りますが存じ上げております。ヒッグスは基本中の基本ですからね。きっちりと勉強したのでそう簡単には忘れません。
とはいえもう10年以上も前に学んだことなので、久しぶりに勉強でもしてみるかと思い本棚を、、ってよく考えたら、大学時代の本も含めて大量に処分したばかりだったっけ…。
でも、この思い出の本はきちんととってありました。いやあ懐かしい。
An Introduction To Quantum Field Theory (Frontiers in Physics)
Michael E. Peskin Daniel V. Schroeder
僕が大学の頃は定番の教科書でした。これ、大学4回生の頃に課題研究っで輪読するために購入したもの。
1ページ読むのに何日もかかるなんてザラでしたね…。
あともう一つよくお世話になったのはこちらの本かなー。
九後 汰一郎
九後 汰一郎
実はヒッグス機構については、こちらで先に勉強しましたので先に紹介したPeskin&Schroederの20章はきちんと読んでないです(笑)。
まあそりゃ、学部時代に著者ご本人から直接授業なり課題研究の輪読時に教わりましたしね。(課題研究の担当教官でした。)
それにしても今の素粒子論の学生はどんな本で勉強しているのかなー。