SIMフリーiPhone6買ったよ 第二回目:Y!mobileのPocketWiFi継続、さらにPHS契約を追加

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「第二回目の概要」

  1. 当初ワイヤレスゲートの10GBプランにしようと思ったが、それだけで心配なので、これまで長年利用しているワイモバイルのPocket WiFiの契約は維持することに。
  2. たまたま9月が更新月であったこともあり、ワイモバイルの契約見直しを一気に行うことができた。
  3. その結果、GL10Pを新規で購入。各種キャンペーン価格適用により、2年間で2,241円で利用可能となった。
  4. GP10は「海外データ1日定額」制度あり。ただし、ソフトバンクと比べると対象国、地域が少ない。
  5. これまで使っていたPocketWiFi GP04は、LTEプラン2年特割に契約変更することで、一切使わなければ月々0円となる。
  6. 通話はSkypeOutなどで十分だが、各種手続きのうえで携帯番号は持っておく必要があるため、新規で購入したGP10の副回線としてPHS契約を追加。副回線のため、基本使用料は無料。端末代については「だれとでも定額」プランにすることで月々1,008円で、10分以内ならば500回まで通話用無料。
  7. 結果、「12GBのモバイル通信量」、「通話」、「海外データ1日定額」込みを先2年:5,729円、3年目以降:7,478円で実現。

「第一回目の概要」

  1. メドックマラソン前日、ボルドーのホテルにてOnlineのAppleStoreからSIMフリーのiPhone6を予約。
  2. 時差の関係で予約が遅れたため、発送予定は10月の中旬とのことであったが、前倒しになり9月末に到着。
  3. ソフトバンクを解約予定。今後はMVNOを検討。当面はヨドバシのワイヤレスゲート5GBプランを選択。
  4. 数日間MVNOを試したが、概ね問題なく使えることが判明。
  5. MVNOのプランで音声込みを選ぶとデータ通信量が少なく割高になる恐れがあるため、基本データ通信のみ通話不可のプランを選ぶことにした。

一回目の記事はこちら。

SIMフリーiPhone6買ったよ 第一回目:MVNOデビュー at WIRELESS GATE | my lifelog yuu-koma.jp http://www.yuu-koma.jp/?p=9271

MVNOのSIMだけではやっぱり不安、Pocket WiFi継続を決意

僕のかばんには常にMBP(MacBook Pro)が入っており、外出先でも高頻度でMBPでのウェブブラウジングをします。blog執筆用の写真などをアップすることもよくあります。

ということで、長年PocketWiFiを使っているのですが、これを機会にiPhoneに一本化、容量の大きめの10GB/月のSIMにして、外出時にMBPで作業するときはiPhoneのテザリングを利用しようと考えていたのです。

しかし、残念ながらこのワイヤレスゲートSIMは非常に遅いことが判明。

ということで、Pocket WiFiは継続することにしました。

Y!mobile、たまたま9月が契約更新月だったいう幸運

とはいえ、良い機会と思ったので、改めてY!mobileの契約について整理しようと考え、会社を終えて適当に街のY!mobileショップに足を運びいろいろ相談しようとしたところ、なんと今月(※訪れたのは9月30日)がちょうど契約更新月であったことが判明。

直接がいい?それともso-net経由がいい?

ちなみにお店にわざわざ行ったのは次のような理由からです。

僕は自宅のプロバイダーがso-netなのですが、so-net契約者にはこんな選択肢もある。

So-net モバイル EM | 高速モバイル | インターネット接続 | So-net http://www.so-net.ne.jp/access/mobile/em_lte/index.html

現在のPocket WiFiプランは、月3,990円くらい。しかし、so-netで借りると、接続コース会員なので、2,976円(税別)、まあ税込みでも月々3,300円くらいとなるので、直接Y!mobileと契約するよりも安い。

そこであらためてY!mobileの契約を整理、このso-netプランよりも安くできるのであればY!mobile契約を継続、そうでなければ解約することにしました。

仰天の選択肢:GL10P新規契約が現れた!

早速お店のオペレーターさんにこれまでの経緯を説明。正直にかつ端的にso-netさんのこのプランよりも安くできるか、安くできれば契約継続、でなければ解約である旨を説明。

すると、驚きの提案が!

  1. まず今日(※2014年9月30日)までキャンペーンを行っている「GL10P」を購入して、新規に契約端末をひとつ増やし、これを代表端末とする
  2. GL10Pの契約形態は「にねん」月々6,696円(税込)だが、ずっとおトク割り2,704円(税込)が控除され、結果、月額3,990円(税込)となる。(※1円単位は切り捨てのようです。)
  3. 新規の「GL10P」は、この店舗(八重洲店)限定の在庫処分セールということで、端末代は0円でよいとのこと。つまり、月額の割賦払いは一切なし
  4. GL10Pの端末代は0円だが、普段は端末代負担に相当する1,750円の月額割引を2年間適用する
  5. 一方、既存のGP04のPocket WiFiのプランは、「LTEプラン(にねん特割)」に変更する。
  6. GP04に関する契約は、今後一切使わなければ0円、もちろん基本料金的なものもなし

すると、どうなるのか。こうなる!

少々写真が紛らわしいのだが、

「最初の2年間:2,241円、3年目以降:3,990円」ということです。

通常だと、4における「月額割引」が、端末の分割払い代金と一致して、それを相殺させることで「端末代金は実質無料」とするわけですが、僕の場合は本当にものすごく運が良くて、「端末代金は本当に無料」だから、純粋にそのまま月額割引を受けることができるわけです。

いつも新端末の購入をネットで済ませる多い中、偶然とはいえお店に足を運んでほんとよかったです。たまにはこういうアナログ的アプローチも大事だなあとつくづく思いました。

海外パケット定額プランについても解決

ソフトバンクを辞めるとなると、ちょっと気になっていたのがこのプラン。

ちょくちょく海外旅行へ行く自分、いまやSIMフリーiPhoneもあるし、モバイルWi-Fiレンタルもするだろうし、いまさら感もあるのですが、やはりいざというときには頼りになる。

ちょっとトランジットの都合で違う国で遊んでいくことになった時にはとても使えるし、なんらかのトラブルでプリペイドSIMが購入できなかったり、購入できたとしてもアクティベートで失敗したり、同様にレンタルしたモバイルWi-Fiが故障したり通信制限を受けたりして、使えなくなってしまうことを想定するとやっぱりこのプランは欠かせない。

しかし、このGL10Pには、海外ローミング機能、そして「海外データ1日定額」プランがきちんとありました。

海外データ1日定額|国際ローミング(提供国・地域)|国際サービス|サービス|Y!mobile(ワイモバイル) http://www.ymobile.jp/service/global_roaming/area/data1day.html

これでいざというときにも一安心です。対象国内であれば自動的に接続するタイプなので、これは若干不安ですが手間は省けます。

ただし、ソフトバンクのころと比べると対象国がとても少ないのが気がかり。よく見るとスペインがないので気をつけなければ…。

通話手段確保のためのPHS新規契約、MNPはやめた

さて、これでほとんどの問題が解消したわけですが、最後にひとつ問題が残っています。第一回目で説明したとおり、ワイヤレスゲートのSIMには通話機能がついていない点です。

通話手段については、iPhoneでSkypeやLINEを使えば事足りるわけですが、ソフトバンクを解約してしまうと本当に通話可能な携帯番号が完全になくなってしまいます。それはそれで不便、特になにかの申し込み等をするときに携帯番号って書かされたりすることが多いので、やはりもっていないわけにはいかない。

ただ、これについては、10月いっぱいソフトバンクの契約は続けないと損(2年縛りのペナルティー10,260円が発生するため)ですので、10月にあらためて考える予定でしたが、せっかくお店まできたので、ついでにこの件についても相談してみることにしました。

実は事前調査したところ、通話用の携帯番号を確保するならば、Y!mobileのPHSは安いかもしれないことを発見。なかでも、「スーバーだれとでも定額」「だれとでも定額」というプランがなかなかよい。

ケータイプラン|料金|Y!mobile(ワイモバイル) http://www.ymobile.jp/plan/phone/index.html

なおかつPHSは、これまで070番号しか許可されていなかったのが、この10月より080でも090でもOKになるという話を聞いていたので、ソフトバンクからのMNPでY!mobileのPHSにできるかもしれない、そんなふうに思ったわけです。

といういことで、これどうです?今の僕の契約からするとどうするとトクですか?と、この段階で聞いてみることにしました。

すると、これまた非常によい解決策を教えてくれました。

  1. 今日契約するGL10Pを主回線にし、かつ同時にPHSを新規契約すると、このPHSを副回線にすることが可能、副回線の基本使用料は恒常的に0円となる。
  2. さらに「スーバーだれとでも契約」もしくは「だれとでも契約」オプションをつけると、月々1,008円のW-VALUE割引が3年間適用される。
  3. 月々1,008円、36回払いの端末代金の支払いは必要。ちょうど前述のW-VALUE割引で相殺される。
  4. しかし、上記プランは新規GL10P契約と同時に行う必要があるため、MNPは諦めることとなる。

まずスーバーではない「だれとでも定額」というプランがあったことは幸運でした。これは要するにスーバーだと10分以内の通話が何回まででも無料なのに対し、普通の「だれとでも定額」プランだと、その回数が500回に制限されるというもの。

ほとんど電話をしないわけではないにせよ、例えば待ち合わせ、あるいはお店の予約などするときには、ちょっとくらいはすることもあるので、やはりこの定額プランは魅力的。ただ回数を考えると500回もするわけないから、「だれとでも定額」で十分だと思われます。

以上を踏まえ総合的に判断した結果、長年ソフトバンクで使っていた携帯番号は廃止し、今ここで同時にPHSを追加で契約したほうがよいと決断しました。

ということで、約5年ぶりの「ガラケー」です。

使いこなせるかな(笑)

ちなみに最近のガラケー(まあPHSですが)の充電ってマイクロUSBケーブルなんですね。これは助かります。

まとめ:最終的な月額使用量はトータルでいくらか

以上、2回にわたってSIMフリーiPhone6購入をきっかけとした大幅通信費プラン変更を書いてきました。

最終的に月額がいくらになったのかをまとめると以下のようになります。

「この先2年間の月額料金(税込)」

* ワイヤレスゲートのSIM:2,480円

* Pocket WiFi GL10P:2,241円

* PHS:1,008円

* 合計:5,729円

「3年目以降の月額料金(税込)」

* ワイヤレスゲートのSIM:2,480円

* Pocket WiFi GL10P:3,990円

* PHS:1,008円

* 合計:7,478円

「確保したサービス」

* 一ヶ月あたりのデータ通信量:5GB+7GB

* 海外データ一日定額(海外パケット定額)

* だれとでも定額(通話オプション、10分以内ならば月500回まで無料)

Y!モバイルに対しては、ややこしい料金プラン、そしてPocket WiFiは2年間、PHSは3年間というキャリアの縛りがあるとはいえ、とても良心的な値段。MVNOのSIMに関しては、解約違約金や余計なオプションもないので、いつでも自由にやめることが可能。

なお、10月1ヶ月分のソフトバンクの各種使用料の支払いとiPhone5sの割賦払い(1年程度)がありますので、これは純粋に追加コストとなります。しかし、これらのコストを考慮してもずっとお得なプランに移行できたと考えられるわけです。

当初想定していた以上によい結果となって満足しています。

これでようやく安心してSIMフリーiPhone生活に入れると思います。

(おわり)

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