訪問日時:2015年10月26日 天気:晴れ
この国はどこに行っても美味しいビールが飲める!すばらしい!
コンスタンツへ
この日のホテルはコンスタンツというドイツの南、ボーデン湖に面した街を選びました。コンスタンツといえば、世界史選択な人たちならきっと「コンスタンツ公会議」を思い浮かべるのではないしょうか。忘れてしまった人、詳細は各自調べてくださいね。
さて、スイスの中のドイツの飛び地「ビュージンゲン」を出発する時にはすっかりと当たりは暗くなっていましたが、クルマに備え付けられたナビ(こっちの人はGPSって言っています)のおかげで無事コンスタンツに着くことができました。わかりやすい広場に面したホテルをBooking.comで予約したので、暗い中ではありましたが、町中に入っても迷うことなく無事にたどり着くことができました。お目当てにしていた広場にも、Googleマップで見て予測したとおり、公共の駐車場(路駐)があったため、ここに無事にクルマを止めることができました。
ホテルは地方都市にしては少々高めでしたが、それでも一部屋110ユーロ。高いか(笑)。当日予約かつ駐車場、さらには夜街に出やすい場所のことを考慮するとこれが精一杯でした。ホテルは値段相応、3つ星でしたが4つ星クラスの快適さだったと思います。
レストラン探しに苦労
ホテルチェックインを済ませ一休みしてから、早速街に繰り出して今夜のレストランを探しに行きました。
いつものようにトリップアドバイザーのアプリを用いてよさそうなお店を探します。
さらに今回は、これまであまり使ったことがなかったYelpも併用してみました。そして、トリップアドバイザー、Yelp両方でとても高評価のお店をホテルから2分くらいの場所に見つけることができましたが、残念ながらここは大人気で結局入ることができませんでした。評判いいところの予約なし入店は厳しいようです。
一応、お店だけ紹介しておきます。もし、この街を訪れるときには是非足を運んでみてください。
Tamaras Weinstube Zum Guten Hirten (コンスタンツ) の口コミ・写真・地図 ? トリップアドバイザー
なお、この後別の街でも使ってわかったのですが、Yelpの赤い星5つは非常に珍しいため、なおさら評判の高いお店だと言えそうです。これからはTripAdvisorとともに重宝したいと思います。
ということで、他を当たるしかありません。ところがこの街、結構レストランが少ない。あと定休日のところも多かった。結局、旧市街をほぼ横断する形でいろいろなお店にはめになりましたが、それでも見つからない。どうしよう…。
地元のビアホールへ
しかし、街をさまよい続け、旧市街も終わりかける場所に来て諦めかけたその時、住宅外の中にやたらとにぎやかな場所を発見。それがこちらのビアホールでした。
結構賑わっていてお客さんも多いみたいです。広さはあるようですが満員そう。大丈夫か。しかし他に選択肢はもうないので、恐る恐る入ってみると、ちょうどカウンターに座っていたお客さんが帰るところだったので、運良くここに座ることができました。そういえば、ドイツでこういったタイプのビアホールに入るのは初めて。ビアバーといったほうがいいのかな?
案内された席はカウンター席、目の前で次々と耐えることなくビールが継がれている姿を間近で見ることができる絶好の場所でした。これは期待できそう。
早速注文するためにメニューを見ます。
やっぱり安い!いずれの種類も0.5リッターでも3.8ユーロくらいなので500円くらい。ビールの種類は、このメニュー表から推測するに、IPAタイプのMESSING、ドゥンケルタイプのKUPFER、そしてヴァイスビアWEIZEN BIERが用意してあるようです。我々は最初にMESSINGとKUPFERを頼みました。
どれもすごく美味しい!このあともちろんヴァイスも注文。グラスもジョッキではなくヴァイス専用のグラス。これぞドイツだ!
お食事も負けておりません。少々ビタミン不足な気もしたので、がっつりサラダを。でもがっつり食べれそうなのがサラダニソワーズしかなかったのでこちらを。ちょっとドイツ料理ではないですけど。しかし美味しい。
そして、メインには「イェーガーシュニッツェル」を。こちらは逆にドイツ料理の典型といえるでしょう。
これらどちらもとってもおいしかったです。どちらもボリューム満点。夫婦2人で2品シェアで十分でした。
お店の雰囲気も活気があっていいし、ほんとみなさん楽しそうでした。
そして、お値段もやはりリーズナブル。39.80ユーロ。二人でこの値段ならば大大満足といえるでしょう。
一時はどうなるかと思いましたが、結果的に素晴らしいビアホールを見つけることができて幸せでした。
コンスタンツ、よい滞在ができそうです。明日少し観光してからここを出発…、といきたかったのですが。(続く)