訪問日時:2013年5月9日午前11時頃
フランスに到着して7日目を迎えました。この日の観光も美しい村巡りが中心。
最初に訪れたのはロット川沿いにあるCapdenac-le-Haut(カプドナック・ル・オー)。
実はこの村は2010年に美しい村に選ばれた村、ということで、僕が2010年4月5月に美しい村巡りを始めたときにはその存在を知りませんでした。もしかすると2010年5月以降に選ばれた可能性もあります。
このあたりの情報は定かでありませんか、いずれにしても2013年時点では紛れもない美しい村のひとつでありそして未だ訪れていなかった美しい村のひとつ。
前泊していたサルラからおよそ1時間あまりでこの村に到着します。天気は上々。駐車場も充実。問題なく駐車出来ました。
さてこのカプドナック・ル・オーは、小高い丘の上にそびえ立つ中世の要塞跡。その歴史は大変古く、なんと新石器時代からという説も。近くには新石器時代の重要な遺跡もあるようです。
また、ローマ時代・ガリア時代にも重要な拠点としての役割を果たし、更には中世のアルビジョア十字軍において、その中心人物シモン・ド・モンフォールもこの要塞を占拠し拠点として利用したという記録も残っているようです。
なんといっても一番最初に飛び込んでくるのはこちらの塔です。
どうやら中に入れるみたいなので向かって見ることにします。
塔へと向かう緩やかな坂道をあがると左手には村の中央広場、そして村役場があります。
もちろん教会も。
レストランもありました。
塔の入り口は村の観光インフォメーション(iと書かれているところ)でして、そちらで2ユーロほど支払うと塔の上に登ることができます。
高いところからの眺めはやっぱり美しい。
この塔の入口、観光案内所兼おみやげ屋さんになっていまして、そこでフランスの美しい村グッズを購入することができました。
特に美しい村の最新ミシュランマップを入手できたのは大きかったです。ロゴも新しいバージョンになってますね。これでついつい見逃しがちだった2010年以降に選定された美しい村を見逃すリスクがぐっと減りました。
フランスの美しい村はいずれも人口が2,000人以下の規模が小さいこともあり広域の地図には載っていない、仮に載っていても探すのがとても難しいんです。
この公式マップは、広域にも関わらず美しい村がすべて掲載されているスグレモノなのです。
塔観光を終えた後は、村をひとまわり。美しい路地裏も健在。
そして古代から中世へと続いた要塞としての名残、こちらも村の至る所で見ることができました。
高いところからの美しい眺め、さらには最新の美しい村グッズも入手と大満足な訪問となりました。
公式サイト:Capdenac-le-Haut