訪問日時:2017年9月22日、午前11時頃
7年ぶりのコレーズとロット県の美しい村訪問シリーズ、ようやく最後です。風邪と演奏会(発表会)のため更新が滞っていました。
もともとこちらの村には訪問する予定はありませんでしたが、ちょうどこの日最初の訪問地(次にご紹介します)次の目的地へと向かう途中に偶然その村へと向かう小路に近づいたのでついでだから訪問してみよう、となったわけです。地図で見れば前日訪問のコロンジュ・ラ・ルージュからカレナックへ向かう途中にある感じなのですが、前日あえて訪問しなかったのは、このキュルモントは、当時の印象では、いい村が勢揃いであるこの地域の村にしては標準的でありやや荒廃感もあったことから、あえて訪れなくてもよいかと思ったからです。
ただ、この村へと至る「小路」、こちらをとても良く覚えていた、というのはあまりにも見つけづらいにもかかわらずその当時、運良く一発で見つけることができたから。当時はGoogleマップがなかったので、ミシュランの紙の地図を一人で見ながらの探検だったので、県道クラスの道から小さな路地レベルの道へ入るのは至難の技でした。そのキュルモントへ向かう県道をまさに走っているとき、この道覚えがある、そしてあの印象に残っていた小路を発見したのです。当時とは逆方向に向かっていたにもかかわらず。
こうして当初訪問の予定はなかったキュルモントですが、県道から村へと向かう小路は当時のままでしたが、村へついてびっくり!なんかきれいになっているてん、そして駐車場の表示が。
駐車場は当時、わざわざ村の全景の写真を取るために向かった村を見下ろすことができる対岸の丘の上にありました。とても広く、そしてやはり有料になっていました。シーズンにはとても混むのかもしれませんがこの日は普通の日でしたのでガラガラ、それでも5台くらいは停まっていたでしょうか。
ちなみにここからの村の景色はご覧のとおりです。中央のシャトーが印象的、ですが見学はできません。
7年前、同じような場所から撮影した写真がこちらです。
その対岸にある駐車場から村までの道は立派に舗装されており、歩道も立派に整備されていました。7年前は普通の狭い道でした。
さて村に入るとまず驚いたのが人の多さ、お店の多さ、全体的にきれいになっていたこと。カフェもパット見た限りで3件も、そしてお土産屋さんも多い。7年前はカフェがあったかもしれない、しかしせいぜい村の入口に1つくらいだったと思います。なにより村がきれいになっている!
シャトーの横をぐるりと回って村の奥側へ。ここもきれいになっていました。7年前にこの村を散策したときに僕が駐車した無料のスペースは、今はおしゃれな公園になっていました。今は駐車ができません。このおしゃれ公園スペース、当時は少々荒廃していたような、と今写真みたらそうでもなかったですね笑。 こちらが7年前。
そして訪問2017年時点の様子。
訪問客も増え整備も進んだことは美しい村というプロジェクトの成功事例といえるでしょう。
最後に教会を訪れました。
聖バレンタイン教会(Église St-Barthélemy)ということです。ノートがあったので、7年ぶりに訪れましたよ!的なことをフランス語で書いてみました。字が下手ですね。
そして駐車場に戻り最後にもう一度村の全景をゆっくりと眺めました。中はきれいになってそしてお店や人が多くなりましたが、ここからの光景はずっと変わらないのだと思います。
これで7年ぶりのフランスの最も美しい村シリーズは終了です。この年の旅行投稿はまだまだ続きます。次の旅行が来てしまう。