Google Maps Engineに登録した場所をiPhoneのGoogle Mapアプリで開くには

さてさて前回の続きです。

Google Maps Engineに登録した地図は、iOSのブラウザ（Safari、Chromeなど）では開くことはできるものの、Google Mapアプリで直接開くことはできません。

しかし、イタリアの美しい村巡りでも、Google Mapのナビ機能は使いたい。

美しい村リストはできているので、村の名前のテキストをその都度コピーして、Google Mapアプリ内で検索すれば良いだけの話しですが、なんだかこれではGoogle Maps Engineへの登録が自体があまり意味なくなってしまいますし、そもそも面倒です。

何か良い方法はないかと調べていたところ、まずGoogle Maps Engineを開くことができるiOSアプリを発見しました。

MapsEngine Viewer

このアプリを使えば、このようにPCで作成したGoogle Maps Engineの地図が見れます。

登録した場所リストもご覧のとおり。

ということで、Google Maps EngineをiOSで開けるようにはなりました。しかし、残念ながらこのアプリとGoogle Mapとの連携ができていないのが残念な点。

しかし、以下のようにMapsEngine Viewerでの場所リストの個別情報から、「Open in Google Map」を選択、Safari上でGoogle Mapを開くと、Googleアカウント上で検索履歴が記録されますので、

この直後にGoogle Mapアプリを立ち上げて、アカウント情報の「最近アクセスした場所」（少し下の方にスクロールするとあります）を見ますと、

と、このようなカタチで先ほどMapsViewer -> Safariで表示した場所をGoogle Mapアプリ側で表示することができます。

こうすうれば例のナビ機能が使えるようになるわけです。

少々回りくどいですが、とりあえずはこの方法で美しい村巡りができそうです。もちろん将来的には、Google側の対応を望みたいところですけどね。