訪問日時:2017年7月16日、午前10時頃
ワロン到着2日目、この日最初の訪問地は宿泊していたオーベルジュからクルマで30分程度のところにある「Lompret(ロンプレ)」という小さな村です。ようやく求めていたその地方独特な美しさに巡り会ったというか。小さな山や森に囲まれ、村には素敵な小川が流れてる、そんな光景。ちなみに場所はワロン地方でも特に南部に位置している場所。近くには日本でも有名な修道院ビール「シメイ」の街があります。時間があれば立ち寄ってみたかったですね。(実は宿泊も検討しました。)
さて駐車場情報。村の中には特にはなかったのですが、ここはトレッキング、キャンプなどでよく利用される、あるいは拠点になる村のようなので、決して広くはないものの村の至る所にクルマが数台停められるようなスペースがありました。ということで問題なく停めることができました。到着時の天候はやや雲があるものの概ね穏やかな晴れ。観光には問題がないレベルです。いい写真、いっぱい撮れそうでした。
ちょうどクルマを停めたところからの景色がこのような感じです。いい感じです。
雰囲気はよいとはいえ、見どころといえばせいぜいこちらの教会くらい。公式サイトを読み解くと、新ゴシック様式の教会で名前は「聖ニコラ教会」というそうです。ちなみに村の歴史ですが、公式サイト情報だけではよくわかりませんでしたが、村全体が現在のような構成になったのは18世紀から19世紀ころだということです。
また、こちらも同じくこのあたりの気候はヨーロッパ北部にしては比較的温暖で過ごしやすいとのことですが、それは大昔ローマの兵士、きっとこのあたりの戦いか何かでなくなったのでしょうか、そんな彼がこの地に安息を求めて埋葬されたため、なんて伝説が残っているようです。(公式サイトにはこの記事の一番下にある美しい村教会のロゴをクリックするとご覧出来ます。)
さて、教会の目の前には小さないい感じの小川がありますが、こちらの名前は「L’eau blanche(白い水)」というそうです。
そんな川の名前からの由来なのでしょう。村唯一のカフェの名前もご覧のように「L’eau blanche」でした。この日は休日ということもあって朝にも関わらず多くのお客さんで賑わっていました。これからトレッキングやハイキングなどに行かれるのでしょうね。
ハイキングといえば、村の入口辺りからこの村を囲む小さな山に登ることが出来ました。そこから眺める村の景色がとても美しいので、ここは訪問時の必見ポインでしょう。
なお、viewポイントがどこにあるのか、という情報は、ネットや地元のインフォメーションなので無料で入手することができる公式パンフレットに載っています。上の写真を撮った場所は下記地図の6番です。ワロンの訪問の際は必ず持参しておくべきアイテムですね。
ようやく美しい村巡りが始まったかな。そんな思いです。この日も始まったばかり。