訪問日時:2017年9月21日、午後4時頃
ロット県の美しい村3兄弟、と僕が勝手に読んでおります「カレナック」、「ルブレサック」、「オートワール」。3兄弟2人目はルブレサック。これらの3つの村は非常に隣接しています。実際カレナック・ルブレサックは9km、オートワール・ルブレサックは5kmという距離です。車ならすぐです。
もちろん7年前にも訪問済み。
https://www.yuu-koma.jp/?p=3837
さて今回ご紹介のルブレサックは、3兄弟の中では一番背が高い村。一番高いところにあるからです。
このあたりは比較的平地なのですが、このルブレサックはちょうど小さな山の頂上に位置しているので、遠くからも見ることができます。そのロケーションから「ドルドーニュの谷の褐色の瓦の帽子(Chapeaux de tuiles brunes sur la vallée de la Dordogne)」と呼ばれているそうです。100年戦争によって一時は廃墟になってしまったそうですが、その後、近隣から人が移住してきて改めて村が形成されたという歴史を持っています。 確か7年前に訪れた時も村入り口のところにかなり大きな駐車場がありました。今回訪問時にもありましたが、カレナック同様有料化していました。そしてトイレもありました。観光客が多くなったのでしょう。でもまあガラガラです笑。
実際村へ行くと確かにたくさんの人がいました。やはり人気が出てきたことなのでしょう。
それだけ立派な駐車場があるにもかかわらず、このルブレサック、村の景色自体は大変美しいのですが、意外と小さくて見どころが少ないです。
小高い丘の上にあるので一見立派な村に見えるのですが、実際行ってみると意外と小さいことに気が付きます。見どころが少ないのは村の一番奥にあるシャトーがおそらく個人所有となっており、見学できないからだと思います。公式ガイドの写真を見てみると、村の3分の1以上がこのお城(お屋敷)の敷地となっています。
実際に村で撮った写真も少ないです。なお教会の名前は「サン・ジャン・バプテスト教会」、見学可能でした。フランスの最も美しい村の教会は比較的見学できるところが多いと思います。
しかしながら、この村からの眺めが本当に素晴らしい!
結構周りにお城があることに今更ながら気がつきました。コレーズ県の観光サイトでも紹介されています。
こちらのお城はこのあと行きました。またご紹介します。
この景色を見に来るだけでも十分に価値があります。