Date and Time (Original) – 2023:08:01 13:01:41
この日2箇所目の美しい村です。Rocamadourからは1時間ほどの距離だったと思います。現地時間の8月1日であったこの日は朝から雨模様の天気でしたが、次第に回復し、この村に到着した午後には雨はやみ晴れ間も少し見ることができるようになっていました。そしてそれと同時に蒸し暑くもなってきました。
このMartelは、初めて訪問する村です。2017年以降にフランスの最も美しい村に登録された村だからです。それにしてもまたしてもLot県に属する村がフランスの最も美しい村が登録されました。一体このあたりにはどれだけの美しい村が存在するのでしょうか。
やや村の中心から離れた場所に駐車場を発見し、そこに車を停めてから2分ほど歩いて村の中央広場へと到着。村は城壁に囲まれ、そして中央広場にはHalleと、このMartelもこの付近にある他の美しい村と同様にバスティード形式の村となっていました。私もこれまで数多くのフランスの最も美しい村に選ばれたバスティード形式の村を見てきましたが、この村の中央広場はそれらと比べても特に美しく思い、とても感銘を受けました。自分たちが到着したのはちょうど昼下がりの13時でしたので、ちょうどランチタイム。ということで、村の広場の多くの飲食店では楽しくランチをする家族連れ、観光客がたくさんいました。我々はここへ来る途中に軽食を食べているので、この日はお店に入ってゆっくりランチをすることはありませんでした。
その後は、村をひととおり歩き、村の教会「セント・モーリス教会」を鑑賞して観光は終了。この日はまだまだ十分にありましので、引き続き美しい村巡りを続けるため、次なる目的地へと向かいました。
村の詳しい説明は以下を参考にしてください。
Martel:
マルテルは、しばしば「七つの塔の街」(La Ville aux Sept Tours) として言及される、南西フランスのヌーヴェルアキテーヌ地域、ロット県に位置する魅力的な中世の町です。よく保存された建築遺産と豊かな歴史を持つマルテルは、多くの観光客や歴史愛好家を引き付けています。以下はこの魅力的な町についてのいくつかの主要なポイントです：
- 歴史的意義：中世初期に創設されたマルテルは、その過去の痕跡がよく保存された中世の建築と狭い通りに明らかになっている、長い歴史を持っています。
- 七つの塔の街：町のニックネームは、13世紀と14世紀に建設された多くの高貴な塔から派生しています。これらの塔は、元々富裕な家族によってステータスシンボルとして、そして防衛目的で建てられ、町のスカイラインを支配しています。
- マーケットプレース：マルテルの中心は、美しい木組みの家とアーケードで囲まれた大きな市場広場です。歴史的に、これは取引とコミュニティの集まりの焦点でした。
- セント・モーリス教会：この14世紀のゴシック様式の教会は、町のもっとも目立つランドマークの一つです。その印象的な建築と歴史的な意義は、訪問者にとって必見のスポットとなっています。
- トゥルファドゥ蒸気機関車：マルテルの近くの人気のあるアトラクションは、歴史的なトゥルファドゥ蒸気機関車です。この観光列車は、かつての鉄道路線を経て美しい景色の中を走行し、ドルドーニュ渓谷の素晴らしい景色と地域の風景に独特の視点を提供します。
- 美食：ロット県や広くドルドーニュ地域と同様に、マルテルは特にトリュフ、フォアグラ、その他の地域の特産品で知られています。
- 近隣のアトラクション：周辺地域には、パディラックの深淵、ドルドーニュ川、数多くの先史時代の洞窟や遺跡など、さらなるアトラクションがあります。
- 年間イベント：マルテルは、地域の文化、美食、歴史を紹介するいくつかの年間イベント、祭り、市場を主催しています。
- ロット県：ロット県は、その自然の美しさ、歴史的な町、豊かな文化遺産で知られています。マルテルは、その独特の中世のキャラクターを持つこの地域の宝石の一つであり、多方面でロットの本質を反映しています。
要約すると、マルテルは歴史的な魅力、建築の美しさ、文化的な豊かさの組み合わせです。フランスの中世の歴史に本当に目を向ける機会を提供し、地域の静かな風景や美食の提供を楽しむことができる理想的な目的地としています。
