訪問日時：2011年10月12日：午前11時頃
秋のフランス旅行記、年内に終わるかなあこれ…。
「プロヴァンスの巨人」という異名を持つ山「モン・ヴァントゥ」に車で登ってみました。宿泊しているゴルドからもそう遠くない。直前に訪れたフランスで最も美しい村のひとつ「ヴナスク」から車で1時間くらいで麓につきます。
衛星写真はご覧のとおり。
さてさてこちらの山ですが、ツール・ド・フランスの山岳ステージの舞台として知られ、幾多の伝説に彩られてきたところなんです。私も最近自転車を始めたのがきっかけでこちらの山のことを知りました。
時間もありましたし、両親も元気そうだったから、せっかくですし登ってみることに。
自転車レースが開催されていることもあって、とにかく道の整備が非常に行き届いていました。従って傾斜の割にはものすごく運転しやすかったです。
いやあ、それにしてもこのあたりとか物凄い傾斜ですよ。ホントに，。それでも本当にたくさんの人が自転車で登っていました。すごいです。
こちらのテレビ塔がこの山のトレードマークにもなっています。このあたりの高さになるとむき出しの石灰岩が転がる荒涼とした景観となります。
というわけで道がとっても良かったせいで30分程度で麓の街から頂上までたどり着くことができました。標高は1,912mとのこと。
この山って、「アルプスにもピレネーにも属さず、リュベロン山地の西方に立つ独立峰」ということもあって、とにかく頂上からは遮るものが何一つなくプロヴァンスを一望することができるんですよね。
ましてやご覧の快晴！
帰り際に見逃していた「トム・シンプソンの記念碑」を撮影して下山。
短い滞在でしたが素晴らしいプロヴァンスの眺めを満喫することができました。
それにしてもここを自転車で登るなんてクレイジーです！（笑） やってみたい気持ちもありますけどね。
