訪問日時:2017年9月14日、午後5時頃
ルガーノ湖は飛び地巡りをしていた時以来です。スイスの最も美しい村、イタリア語圏の村は全部で5つ、そのなかで最も評価の高い村がこちらです。ルガーノ湖の南端に位置する村です。記録では10世紀ころからこの村は存在していたそうです。
しかし残念だったのがこの日の天気、雨でした。一眼レフを持っての散策は厳しかったため、iPhoneのみで観光しました。
この村は現在は観光地としても人気があるようでして、ホテルにレストランが大変充実しているなあというのが第一印象。
となると一見ワロンやNo.1で紹介したアスコナの村のように歴史をあまり感じさせない単なる綺麗な観光地のようにも思えたのですが、湖畔沿いの道路から上を眺めると、いくつか歴史がありそうな教会を見ることができました。サンタマリア教会(L’église paroissiale catholique de Santa Maria.)というそうです。
チャペル(La chapelle de Sant’Antonio da Padova)もありました。
この教会がある高台からの眺めはとても素晴らしかったです。天気がよければもっとよかったのに…。
なお、湖畔沿いの道路はとても狭くこのあたりの陸地は山が険しいため、駐車スペースが心配されましたが、村に入ってすぐ、位置としては村の北側に立派な公共駐車場がありました。観光には力を入れているようです。なお運転はとてもし辛いです。コモ湖畔といいこれはもう避けられない事実、とはいえイタリアの道は全体的に狭いのは事実。民族基質なのでしょうか。
到着してみれば立派な駐車場があり観光しやすいイタリア語圏の村ですが、スイスのイタリア語圏は、ドイツ語圏やフランス語圏側から訪問する場合にはなにかしらの峠(いずれも2,000m級)を超える必要があるので、そもそもたどり着くのは苦労するなあと思いました。ちなみにこの日はロカルノという街に泊まったのですが、食事、ワインは素晴らしかったので、この村に泊まっても美味しい食事を満喫できた気もします。
絶好のロケーションと眺め、自己評価は★5つとさせていただきました。