今日のランチは恵比寿のこちらのお店で。
とても評判のよいお店のようで、土日のランチタイム時は満席。先週妻がこの前を通りかかったときに入ろうとしたのですが、満席だったということで、今回は事前に予約しておきました。
もういきなり結論ですが美味しかったです!
ピッツァはマルゲリータ。
もちろん、窯焼きの本格ピッツァです。
そしてパスタは、からすみとイカのスパゲッティ。
からすみのパスタは、よくシチリア島にありました。からすみの塩味とイカ、そしてパスタがよく合うんです。シチリア人、よくわかってます。(偉そうですみません笑)
あと注文はしませんでしたが、ボンゴレもナポリっぽくチェリートマトが入っておりまして、これも美味しそうでした。
お店のサイトを見ると、基本的に南イタリア、カンパーニャ州、カラブリア州、プーリア州、そしてシチリア州の料理が中心のようです。現地で出されるような味で大満足。
ハウスワインもおいしかったですね。
さてさてどうしてこのお店にいきたかったのか、もう一つの理由があります。
それは「真のナポリピッツァ協会」の存在。
正真正銘本場ナポリで発足した協会のようです。その設立目的を抜粋させていただきますと、
- ひとつは、ナポリに古くから伝わる職人の伝統技術を再評価し、ナポリピッツァの伝統が世代交代の中で変わっていくことを少しでも防ぐこと。
- ふたつ目は、その記憶が失われないように緻密な基準づくりをし、伝統技術を後世に伝えること。
要するにここに認定されれば「まじホンモノのナポリピッツァ」が味わえるお店だということです。
今日のお店もその協会から認定を受けております。ということで、軒先には協会に認定されていることを現すこちらのマークの看板がありました。
実は真のナポリピッツァ協会認定のお店はこれで2回目。初めてのお店は横浜の「キアッキェローネ」というお店でした。
このお店で真のナポリピッツァ協会の存在を知りました。
まだ2店舗しか行ったことがないのですが、ともに共通することは、ピッツァはもちろんですが、パスタ料理も非常に本場に忠実で美味しいということ。ただし、どちらもまだランチしか行ったことがないので、これはいずれディナーにもいかなければですね。
ちなみに、この真のナポリピッツァ協会のマークの中でピッツァを焼いている道化師みたいな人、「プルチネッラ(Pulcinella)」というそうです。
プルチネッラ (イタリア語: Pulcinella) は、イタリアの伝統的な風刺劇コメディア・デラルテに登場する道化師である。高い鼻と太鼓腹、白い服とは対照的な黒いマスクを外見的特徴とする。(wikipediaより引用)
クラシックファンだとむしろおなじみかの名前かも。プルチネッラ。
うんうん、ストラヴィンスキー。
次はどちらのお店いきましょうかねー。そして現地でもこのマークを見つけに行ってみたいものです。正直ナポリであまりよさげなピッツァをいただけなかったので、リベンジもしたいので。