訪問日時：2016年4月29日、午後1時頃
予定にはなかった世界遺産の古都「セゴビア」訪問の次に向かったのは、ペドラサという美しい村です。この日の残りは美しい村巡りへと再び戻ります。4つの村を訪問予定。位置関係はこのとおり。今回紹介する村が黄色のマーカーとなっています。
公式サイトによれば、この村が出来たのは16世紀とのこと、レコンキスタが完成したころ、というわけですね。やや高台にあるということで、中世の頃は城郭都市であったとのことです。
こちらが村からの眺め。
セゴビアからは30km程度の距離、国道とはいえ一般道ですので、セゴビアの街を出発してからおおよそ40分程度で到着といったところでしょうか。駐車場は一旦村の中を通過してもっとも高いところにある城郭付近に広いスペースがあり、そこに問題なく停めることが出来ました。
印象としてはとてもよく整った村で、見渡す限り石造りの家々が連なっていて、少し散歩しただけでも、中世にタイムスリップしたかのような感覚に陥ることまちがいなしです。
村の中心の広場はとても広かったです。この広場に市庁舎（村役場か）、そして教会が面しています。教会はやっぱり入れませんでしたね。シエスタ中だったのかもしれませんが、このあたりは何度も申し上げている通り、フランスと比べて閉鎖的だと思います。
広場はもちろんのこと、路地裏にもカフェやレストラン、そしておみやげ屋さんも散見され、スペインの最も美しい村の中でも比較的観光がし易いのかもしれません。おみやげなんて余り買ったことないんですけどね…。（本当はよくない気が、ちゃんと貢献してあげないといけない気もする。）
それにしても小さい村ではありますが、セゴビアから近いということもあってか、意外と観光客がいたと思いました。いつもせいぜい数組数人しか見かけませんので笑。
と言ったものの訪問した時はシエスタの時間と重なって観光案内所は閉まっていました。
ちなみに観光案内所にあった古い街の写真。古いと入っても街中の様子はいまとそれほど変わらないと思われます。
基本的にシエスタの時は、移動するかゆっくり食事を取るかに限るのですが、この日の夜はパラドールに宿泊予定、夜はしっかりと食べるつもりなので、お昼は先程訪れたセゴビアの街でサンドイッチを買って食べたので、ここでのんびりするつもりもありませんでしたので、終始村の散策そして写真撮影のみの観光となりました。もっとも「いつもどおり」です。
この日の美しい村巡りはまだまだ始まったばかり。セゴビア周辺は美しい村の宝庫。次の村も30分程度で向かうことが出来ます。（続く）
