(続き)
「脱新聞」は家の中ではそこそこ問題なく実現可能でしたが、いったん外へ出ると、携帯アプリに頼らざるを得ないのですが、残念ながらiモードではGoogle Readerを見ることができなかったのです。したがって、結局、毎朝の通勤時間ではiモードで登録している日経ネットやフジサンケイ ビジネスアイのサイトを見るしかなかったのです。ロイターの携帯版もありましたが、PCで操作するGoogle Readerの使い勝手と比べるとお話になりませんでした。
そこでまず考えたのが、携帯性を重視したPCを買おうということ。ちょうど昨年あたりから爆発的に流行し始めた「ネットブック」の購入を決意しました。これについては、もともと、ゴールデンウィークの旅行のために今年になったらいずれは買おうと思っていたので、少々時期が早くなったくらいで、この出費は「想定内」でした。
早速、ビックカメラへ行って購入。僕の場合は、旅行中にたくさんの写真をとるため、HDDの容量とバッテリーにもこだわりたかった、そこで薦められたのがLenovo レノボ・ジャパン IdeaPad S10e ホワイト 4068AGJでした。
料金は5万円を切るため十分予算内。後はどこでもネットをつかえる環境を整えるのですが、実は数年前からウィルコムにはいっていたため、ネット使い放題へのプラン変更と機種変更のみで、事務手数料以外は一切かからないまま、この環境は実現し、無事ネットブックを外出時に用いることができました。
このネットブックをきっかけに、今までのPCに保存していたデータの整理をかねて、いわゆる最近話題の「クラウドコンピューティング」に感化され、ローカル上のデータを可能な限りネットへ移行させる作業に取り掛かりました。メールをすべてGmailにしたのも、その影響です。(実際には、既存のメールもそのまま契約して使っています。長年使っているため、手続き変更が大変になるからです。)
ちなみにGmailに変更して一切メーラーを使わなくなった移行、迷惑メールをほぼ100%フィルターできるようになりました。このあたりのGoogleの技術はさすがだと思いました。
しかし、それでもまだ不十分。やはり、通勤中にGoogle Readerが読みたいのです。
よってここまでくればもう「スマートフォン」しかなくなってくるわけです。
では、どのスマートフォンを買うのか?これが非常に頭を悩ませました。
(その3へ続く)