訪問日時:2017年9月18日、午後3時頃
2017年9月時点でスイスの最も美しい村に選ばれていた村は27。今回は14回目の連載、ちょうど折り返し地点になります。
今回のロマンモティエはフランス語圏の村。この日はヌーシャテル湖周辺の美しい村を中心に8箇所もの村を巡っておりましたが、ここロマンモティエはそのレマン湖からやや離れたところに位置してます。少し森の中にはいったところに位置しています。離れたといっても車で行けば湖から30分程度です。非常に静かな心地よい森のなかに佇んでます。
森の中なので遠くからだと村は見えてこなかったです。村まで残り1kmのところになってはじめて村が見えてきました。大変美しい。これまで見てきたスイスの最も美しい村のなかでは圧倒的な美しさ。ようやくフランスの最も美しいクラスのものがきたのか、興奮してきました。いやフランスの最も美しい村と比較しても相当上位にランクインする村です。
とりあえず駐車場を探すために村をドライブ。どうやら来た方向とは反対側の入口に大きな無料の駐車場がありました。かなりの規模でした。おそらくその美しさ、後述しますがその歴史の古さから、そこそこ有名なのかもしれません。観光客も比較的多く見けけました。
ロマンモティエの歴史は非常に古いです。すでに紀元515年には修道院があったそうです。ここまで古い歴史を持つ村はスイスの最も美しい村ではあまりないように思えます。その後928年、クリュニー修道院系がその修道院の後を継ぎます。15世紀頃まで続いたそうです。それ以降は宗教改革の影響で修道院は衰退していきますが、18世紀になって11世紀より教会を中心に建物の多くが再建されたようです。
村に残る建物の多くは14世紀、15世紀ころに作られたもののようです。村のシンボルとも言える時計台は14世紀からのものだそうです。
村を出てすぐのところにやや高い場所があるので、そこからの眺めがよかったです。駐車場があるところの少し先です。
決して多くはないですが宿泊施設やレストランもありました。のんびり美しい村を鑑賞するならばこういうところに宿泊するのもありでしょう。夜はおそらく真っ暗でしょうから、ライトアップされた街をのんびり散歩はできなさそうですが、静かな早朝、朝食前に散歩するのは大いにありかと。
にゃんこもいます。
歴史あり、そしてフランス含め他のヨーロッパの美しい村の中でもトップクラスの美しさ、雰囲気、評価は文句なしの5つ星。最も勧めたいスイスの最も美しい村です!