訪問日時:2017年9月19日、午後1時頃
今回で連載17回目ですが、2017年9月訪問時、締めを飾る村がこちらのサン・サフォランでした。非常に小さな村、駐車も狭い道に従列しかなく苦労したのですが、
文句なしの5つ星。もちろん村の中の景色、雰囲気も良い。
しかしそれ以外にも最大評価をするべきそれなりの理由があります。 ここはスイスの最も美しい村の中でも、すごーく小さいのに屈指の観光資源を持っているからです。何か。ここはレマン湖の北側、世界的企業ネスレの本社のあるヴヴェイとローザンヌのちょうど中間地点。このエリアはスイス屈指のワイン生産地ラヴォー。この非常に印象的な光景は世界遺産にも選ばれています。サン・サフォランはこのラヴォー地区のど真ん中に位置する美しい村。
それだけではありません。2016年、この地にまた新たに世界遺産が増えます。それはルコルビュジェ、彼が設計したレマン湖畔に佇む別荘「レマン湖畔の小さな家(Petite villa au bord du lac Léman)」、このサン・サフォランのすぐ西隣にあります。歩いても十分行ける距離です。
ただでさえ湖沿いの美しい光景に、世界屈指のワイン畑、そしてコルビュジェの代表建築がある。ここまで好条件揃った美しい村は、フランスでもスペインでもイタリアでもなかなかお目にかかれません。
あらかじめ知ってたら絶対にこの地区に泊まったのに…。まあでも、レマン湖は魅力満点。ジュネーブからのアクセスも抜群。これからも間違いなく何度も訪れるエリアです。ヌーシャテル湖は比べるとやっぱりレマン湖と比べると地味だったかも笑。
時系列的には最後の訪問美しい村でしたがこのブログでの連載はまだまだ続きます!