訪問日時:2013年5月17日午後5時頃
僕がフランスの美しい村巡りを始めた2010年にはまだ美しい村リストに名を連ねていなかった村の一つがここ、サント・スザンヌ。
地域圏的にはロワール、サント・スザンヌのあるマイエンヌ県はブリュターニュ地域圏と目と鼻の先。前日はサヴォアにいたとかありえないくらい移動してきました。
サン・セヌリ・ル・ジェレからはおよそ1時間。小さな県道をくぐり抜けて、これといって渋滞もなく、ほぼノンストップで到着。そんなに交通量がないかというと決してそんなことはなく、これはやはりロン・ポワンのおかげです。
サント・スザンヌまで残り数キロのところで飛び込んできたのがこの風景。
とても美しい!ちょっと強引の路駐して写真撮影。でもちょっと正面にみえる雨雲がとても気になる…。
いやな予感は的中。村に到着した瞬間に雨が。しかもかなり強めの雨。
この日はもうひとつさらに先に進んでブルターニュの美しい村に行く予定だっただけに、この雨は痛い。10分ほどで止んだとはいえ、それを止むまでまつ時間がとても長く感じられました。
この旅もこの日を入れて残すところはあと3日。今日の強行日程を考えると、なおさらこの待ち時間は辛く感じました。
それでも雨は無事にやみ、気を取り直して再び街へと繰り出します。
このあたり一帯は、中世の時代、ノルマンディー公ウィリアムが占領してたエリアであり、ここサント・スザンヌもその頃に由来する街のようです。
立派な塔と城壁に囲まれたとても美しい町並みでした。時間帯も夕方の5時頃ということで、観光客も美しい村としては多かったほうだと思います。
教会は、普通だったかなー。
到着直後の雨は、単なる雨なのにとても悔しくて精神的にダメージを受けましたが、それを十分カバーするくらい美しい街でした。
このあとは一旦ラヴァルのホテルへ。そしてもう一つ美しい村を訪れるつもりです。この日の冒険はまだまだ続きます。
公式サイト:Sainte-Suzanne