Moissac(モワサック)、ル・ピュイの道 – 2014年7月南フランス No.5

201407 Menton

現地時間:2014年7月15日

またまた時間が開いてしまいました。よくないよくない…。

前回の続きです。トゥールーズ駅で2台目の車をレンタル。その後それぞれにドライバーを追加することで、父が初日に借りたオートマ車、私がこの日に借りたマニュアル車にて、トゥールーズを出発することになりました。

この日の訪問予定地は、「モワサック」と「モンペリエ」です。この日の夜は、モンペリエのホテルを予約しています。

はじめにトゥールーズから北に1時間ほど言ったところにある「モワサック」へと向かうことにしました。

ここでいつもなら「あれよあれよという間に到着」的な感じですぐ済んでしまうわけですが、今回はそうもいかない。そう、2台で向かわなければならないからです。

私が運転する1台目の車(ジュニアチームカー)が前を走って、後ろから父が運転する2台目の車(シニアチームカー)ついてくる、という形でモワサックを目指しました。

幸いモワサックは高速道路に乗れれば、紙の地図であっても簡単にたどり着ける場所なので、トゥールーズ市内から郊外の高速道路までさえはぐれなければ余裕のはず。

と思っていた矢先、いきなり信号の変わり目ではぐれてしまいました(笑)

とはいえ、今回はそれぞれの車に4人ずつ同乗していること、そして、こんなこともあろうかとジュニアチームカー助手席の私の妻、そしてシニアチームカー助手席の妻のお父様が電話連絡できるようにしておきましたので、適宜連絡を取りながら、高速泥を走行中に無事合流することができ、一緒のタイミングでモワサック最寄りのICを降りて、ほぼ予定通りの時刻にモワサックの街に到着することが出来ました。

思ったよりも高速道路で合流できるものですね。

さて、車2台で訪れたモワサックは僕がどうしても訪問しておきたくて選んだ地。この付近には美しい村が集中しているので、なんども街の側を通過したことがあるのですが、実際に訪問したのは初めて。

モワサックは、世界遺産にも認定されている「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」における「ル・ピュイの道」で通過する街。

ル・ピュイの道といえば、最もポピュラーな巡礼路の一つだと思います。そしてフランスの最も美しい村好きには、一番おなじみの道とも言えます。なぜならば、「エスタン」「コンク」「ローゼルト」「オーヴィラール」といった村がそのルート上に位置しているからです。

美しい村巡りを遂行する上で気がつくと通過してしまっている道なわけです。ということでモワサックという街は知らず知らず脳裏に焼き付いていたことになります。

いろいろと前置きが長くなってしまいましたが、無事に町中に2台分の駐車場を見つけることができ、早速観光開始です。

観光と言っても、見るところは街の中心にある「サンピエール修道院」くらいです。

街の中心は、まさにこの地方でよく見かける「バスティード」形式、、といってよいのかな??

いずれにしても美しい村トラベラーにとっては、よく見慣れたどことなく懐かしい雰囲気です。

そして中央にそびえ立つサンピエール修道院へ。ここは、世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」にも登録されている建物の一つ。

結構大きくて立派な聖堂です。

ところで、「登録されている?」とはどういうことかというと、この「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」は、ある種複合的な遺産でして、巡礼路の一部区間と、巡礼路の途上にある主要な歴史的建造物群がこの世界遺産の構成群となっているということです。

このモワサックでは、「サン=ピエール修道院付属教会とその回廊 (abbatiale Saint-Pierre et cloître)」が登録されています。

まず我々は、聖堂内を見学。こちらは無料です。

その後、この修道院にある回廊を見学。こちらは有料でした。

回廊へ向かうには、聖堂の裏手側にある街のインフォメーション・センターの中でチケットを購入して、その建物内から入ります。以下の写真はその聖堂の真横のエリア、そして右側のところにみえるのが街のインフォメーションセンターです。

回廊へのチケットを買ったときにもらったパンフレットには、「ユネスコ世界遺産」のマークが印刷されていました。

さあこちらの回廊、さすが別料金だけあって(えっ?)とても美しかったです。

この10年くらいにわたってヨーロッパ各地の教会、大聖堂を回ってきました。もちろんこのようなロマネスク回廊も。そんななかでもモワサックのこの回廊は上位に来る美しさだったと思います。

ちなみに回廊の写真って撮るのが難しいです。

中世以来の巡礼者も、このモワサックへ立ち寄った時にこの回廊を見たのでしょうか。時代は流れて変われども、この美しさは不変なのでしょうね。

ところで、モワサックは、「ローゼルト」「オーヴィラール」を結ぶ道のちょうど真ん中に位置しています。両方の村とも2013年春におとずれています。訪問順は逆でオーヴィラール、ローゼルトの順番でした。

モワサックへの思い入れがなんとなくあったのはこんな背景もあったのでしょうね。

小さい街、見どころはこのサンピエール修道院とその回廊くらい。それでもすてきな時間を過ごすことができました。

修道院を鑑賞した後、街を流れるタルン川に少しだけ立ち寄りました。ちょうど13時くらいだったでしょうか。

次はこの日の宿泊地、モンペリエを目指します。

この回も長くなってしまいました。モンペリエ編はまた別途書きます。(続く)

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