現地時間:2014年4月25日午後
ネット接続関連で更新が滞っていました。まとめて更新できるかな?到着時ナポリからのメモ。
カポディキーノ空港でクルマをゲット、プジョー308を操りながら美しい村巡りスタート。
一番最初に向かったのは、ナポリから一番近くにある「Sant´Agata de´Goti」、距離は20km程度、40分ほどで到着予定。今回も現地ではGoogleマップ大活躍です。
運転が荒いと評判のナポリ周辺ですが、これはすでに7年前に体験済み。あの頃に比べればヨーロッパドライブの腕は上がっているので、無理な追い越し、割り込みなど特段気になることもなく順調にドライブは進みます。
そしてGoogleマップによる到着予定時刻通りにSant´Agata de´Goti に到着。
こちらが記念すべきイタリアの最も美しい村巡り第一号の村!
最初からなかなかよい感じです。
駐車場も十分にあり、そして何よりも観光客が多い。フランスの美しい村は、多いところは多いのですが、基本的には誰もいない、もしくは数人程度の村が多かったので、ちょっと驚くというか、イタリアの場合はこんなもんなのかなあと思いました。
村の外観も素晴らしいのはもちろんですが、中の景観もとても美しかったです。
続いては2時間くらい高速や一般道を経由してNuscoという村へと向かいました。
天候もいい、移動中には眼下にいく度となくヴェスヴィオ山が。7年前にも見たはずの山ですが、当時はいろいろなトラブルに見舞われ、見ている余裕がなかったのか、ほどんど記憶に残っていませんでした。
午後4時頃に2番目の村Nuscoへ到着。こちらも人が多くて賑やか。駐車は街入り口近くの路上に。もちろん縦列。思ったよりプジョー308は小回りがきくようだ。
この村も基本はメインストリートが一本ある程度の規模の村。カラフルな色合いの建物が印象的でしたが、美しさで言うと、先に訪れたSant´Agata de´Gotiの方が上かな。
1時間ほど観光してから、ナポリの宿へ。1時間20分ほど。事前に予約していたホテルへと向かいます。
ヨーロッパドライブは慣れてきたとはいえ、イタリアでも屈指のマナーの悪いとの評判のナポリ市内の運転は、やはり少々不安だったのでホテルを決める際、近くの駐車場事情をGoogleマップのストリートビューで調べておきました。
この事前調査が完璧だった!ねらいのルート、駐車場に難なく到着。市内ドライブは、思った以上に楽でした。確かに無理な追い越し、強引な割り込み、ありました。でもこの程度ならパリでもよくあること。むしろパリの方が怖いかもしれない。
ホテルは駅正面に位置するところを取りました。駐車場事情を優先したのと、ここは7年前にも泊まって施設の割りにはお得だったから選びました。
ただどうもレストランがなさそうだったので、近くのカフェレストランで、このイタリア旅行最初の夕食をいただきました。
白ワイン、カプレーゼ、スパゲティボンゴレ。
街中の小さなカフェレストランですが、メニューを見る限りは日本でもおなじみのメニューがほとんど。
今回の旅行は美しい村巡りがメインですが、あわせて食事の調査も兼ねています。特に「日本のイタリアンはしょっぱすぎる、現地では決してそうではない」という仮説を証明するのも大きな目的です。
まだ初日とはいえ、どうもこの仮説は概ね正しそうだなと感じました。顕著なのがカプレーゼ。本当に味付けはシンプル。確かに現地のモッツァレラは、日本で食べるものとは違うとはいえ、無駄にオリーブオイル、塩がかかってはいませんでした。塩味はわずか程度、オイルはかかっていませんでした。
一方スパゲティに関しては、確かに塩味を感じましたが、これへおそらくパスタを茹でるときについた茹で汁の塩味だと思われます。
ワイン、美味しかったですが、これは徐々に学んで行きます。
天候も村にもクルマにも、そしてワインと食事にも恵まれた初日はこうして終了。明日より本格的な旅が始まります。