現地時間:2014年5月1日
メーデー、祝日のこの日は2つの美しい村と2つの世界遺産をまわりました。天気はGood!
エトナ山もよく見えます。
まずは美しい村。
1つ目の美しい村は、シチリア最高峰エトナ山麓に近いCastiglione di Sicilia。普通の村。
2つ目の美しい村は、世界遺産ラグーザ近くのMonterosso Almo。村自体はたいしたことはなかったが、村の教会、聖堂はとても美しかったです。
この日の美しい村巡りはここまで。
このあとはMonterosso Almoから30分ほど南にあるラグーザへ。
3000年の歴史のある街でしたが1693年の大地震で壊滅。その後、バロック様式で再建されたとのこと。
この街2つの地区に分かれています。旧市街的な美しさはイブラ地区。もうひとつは新市街側のスペリオール。2つの地区が分かれていること、見所が分散しているため、クルマを使った駆け足での観光となりました。
幸い5月1日は祝日のせいか、閑散としていましたのでクルマ観光はとても楽でした。
そしてもう一つの世界遺産の街シラクサ。ラグーザからクルマで2時間ほどで到着。この日はここで一泊します。
シラクサは3000年前の大ギリシャの首都、アルキメデスの出身地としても有名です。古代ギリシャ、ローマ、ビザンチン、アラブ、ノルマンなどあらゆる王朝民族の支配下に置かれた街です。
そんなあらゆる民族が入れ替わった事実を象徴するのがドゥオモ。ガイドブックには「アテネ神殿が眠っている」と書いてあります。はじめは意味がわからなかったのですが、実はここのドゥオモ、ギリシャ時代のアテネ神殿跡に、後世キリスト教徒が教会を建てたため、神殿の柱の構造などがそのまま活かされた建物となっているのです。
正教会の教会をモスクに変えたイスタンブールのアヤソフィアを思い浮かべます。
シラクサの宿はBooking.comでも高評価のB&Bに。フロントにはこのようなプレートが飾られていました。
そのB&Bの方に勧められたレストランで夕食。
そういえばイタリア風「魚のスープ」というものをはじめて注文。フランスのものは魚を濾したものをいただく形ですが、イタリアではご覧のとおり具がたっぷりあるタイプ。
これが絶品でした。こんなに美味しいムール貝を食べた記憶はあまりないです。
食後、シャワーを浴びて就寝。だいたい22時30分〜23時には寝るようにしています。自然に眠くなるだけですが。夜更かしは翌日の運転にも響くので原則禁止。
(続く)