本土編No.10 世界遺産:ミケーネの考古遺跡 -2012 Greece No.26

2012 Greece
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最終日も遺跡巡りの旅が続きます。オリンピアから3時間あまり、午後2時過ぎにミケーネに到着。

この遺跡はかの有名なハインリッヒ・シュリーマンにより発掘されたことで有名。もっともそのシュリーマン自体はこの地に2週間ほどしか滞在しなかったようですが…。

少し古代ギリシャのお話をしておきましょう。(Wikipediaを参照してます)

まず紀元前2600年ころに小アジアのトロイア周辺にトロイア文明が栄え、その後、クレタ島を中心としたミノア文明が栄えます。これが紀元前2000年ころ。ちょうど数日前に滞在したサントリーニ島の遺跡はこのミノア文明の頃のものでした。

そして今いるペロポネソス半島東部のミケーネ・ティリンス文明が登場します。紀元前1500年頃です。

ちなみにサントリーニ島にあったアクロティリ遺跡は、紀元前1500年頃噴火と津波によって滅んだとされていますが、一方で、その頃に登場したミケーネ文明によって滅ぼされたという説もあるそうです。

さてさて、そんなミケーネ遺跡ですが、シュリーマンの発見、世界遺産、そしてアテネからクルマで2時間程度という地の利もあり、観光地としてもとても栄えています。

バスが何台も停まれるほどの駐車場の広さ、そして売店やなんとATMがあるところからも、人気観光地であることが伺えます。

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ちなみにミケーネの街からタクシーでも行く事ができるみたいです。※遺跡はミケーネの街から少しは離れたところにあります。

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さて、遺跡なのですが、写真で見るとわかりづらいですが、遺跡を構成しているひとつひとつの石がとても大きいです。

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入り口の門、「獅子門」も、積み上げられいる石の大きさに驚かされます。

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その石の大きさの関係で、見た目はそれほど広くなさそうに見えるのですが、実際に歩いてみるとこれがなかなかの規模であることに気がつく、そんな遺跡でした。

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遺跡内にはこんなどう着くもあったり、、結構中まで済むことができましたが、真っ暗でこわかったです。

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古代文明に夢をはせながらのお散歩もなかなか粋なものです。

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まだクルマ返却までに時間はありますが、とある場所で夕日を見たいがため、ペロポネソス半島の世界遺産巡りはここで終わり。さらに東のアテネへと向かいます。(あと少し続きます)

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