昨日24日にリリースされた待望のiPhoneアプリ「セカイカメラ」、昨日の夜にダウンロード、本日お昼休みに会社のそばの日本橋でさっそく試してみました。
正直、はじめはどういうものなのかさっぱりわかりませんでしたが、御覧の通り、アプリを通して街を眺めると、いろんな「吹き出し」が出てくるのです。「エアタグ」と呼ばれているものですが、これが不思議と面白くてはまるんです。
さて、このセカイカメラですが、http://support.sekaicamera.com/serviceより説明を抜粋すると、
拡張現実テクノロジーによって、現実空間はクリッカブルな世界に変換されます。スマートフォンを「かざす」だけで、「その場所」「その時」に対応した情報をインターネットから取得し、カメラが映し出す現実空間にオーバーレイして表示。またユーザー自身も自ら情報を投稿できます。セカイカメラは、現実空間とインターネットをつなぐ、新しいインタフェースを提供します。
というものですが、ちょっとわかりにくいです。でも、実際使ってみると、「現実空間とインターネットをつなぐ」、というこの間隔を実感できます。なるほど、「拡張現実」とは上手に表現しているな、そんな風に思いますね。
自分も目の前の現実の景色に吹き出し=エアタグ、あるいは写真を付けることができます。たとえばこれはコメントで、
写真も、その場所に「タグ」することができます。これがまさに現実の風景とネットを合体させてる感覚なんですよね。相変わらずわかりづらいんですけど、実際使ってみるとなんとなくですが、わかってくるんじゃないかと思います。
ただ、「ネットを利用した落書きソフト」っぽいような意見もあります。これは確かにその通りだと思います。実際僕も日本橋に不用意にとった自分の写真を「エアフォト」してしまいましたし。
ただ、このセカイカメラには「エアフィルター」という機能がありまして、これをいかに活用していくのかがこれからのポイントになるんじゃないかなと思います。
実は以前にも同じような概念のソフトがあったようなのですが、いずれにしてもこの概念やテクノロジーは、これまでにはない新しい可能性、価値観を与えるのではないかと思っています。この「セカイカメラ」を使っている層って、iPhoneユーザーであることは当然のこと、twitterユーザーが多そうで、これまたどなかたおっしゃっていた「twitter層は新しいことには敏感だけど飽きっぽい性格」、そんな懸念は、なんとなくあたっていそうな気もしますが、いずれにしてもこれからのこのテクノロジーの使われ方には注目していきたいと思います。
そういえば「宝探し」みたいなことをやると面白いよねって意見もどこかで見た気がします。(twitterのタイムラインはスピードが速いのでどこでの発言だったかは見逃しています。すみません。)