訪問日時:2019年10月12日、11時頃
2019年は5年ぶりにイタリアの最も美しい村を復活させています。春の旅行でも多くの村を訪問しました。そして秋も引き続き訪問を行いました。秋の旅、最初の美しい村がこちらの「Cassinetta di Lugagnano(カッシネッタ・ディ・ルガニャーノ)」という村。14世紀につくられたカッシネッタとローマ時代から続くルガニャーノ(ローマ時代はルカニアヌス)が合併して生まれた村です。
場所はミラノの西側、クルマでは40分程度と近いです。マルペンサ空港からも近いです。
我々はマルペンサ空港で車を借り、そこから直接向かいました。村へ到着するとまず目に飛び込んでくるのが素敵な運河。
こちらは「ナヴィリオ大運河」といいまして、ミラノの下町まで続いています。ナヴィリオ運河はあ4年前にミラノを訪れたときに足を運んでおります。その時の記録が以下です。ちなみにジブリ映画「紅の豚」の場面で登場する運河の舞台がこちらになります。
https://www.yuu-koma.jp/?p=9486
この日は土曜日の朝、休日ということで人は少なくとても静か。天候はやや雲もあります概ね晴れ。少々蒸していましたが心地よく散策するには最適な気候でした。
村の目抜き通りには市庁舎、そして教会(Santa Maria Nascente)が。教会は中に入ることができました。15世紀につくられた教会だと公式サイトには書いてありました。優しいピンク色の内装が心地よかったです。中は比較的最近修復されたようです。
長く続く運河、休日ということもあってサイクリングを楽しんでいる多くの人を見かけました。このあたりは比較的平坦、もっとも運河なので平坦なはずですが、ミラノから運河沿いを往復サイクリングはとても楽しそうですね。ヨーロッパはミラノのように、大都会でもこうした楽しみが手軽にできる環境にある街が日本よりも多いと思います。うらやましいですね。
(続く)