美しい村データベースサイト作成中、まだまだかかりそう…

フランスの最も美しい村

先月末くらいから、フランスの最も美しい村に特化したオリジナルサイト作成にとりかかっています。最近blogの更新が滞っているのはこのせいです。

想定しているコンテンツ

作業がサクサク進むのはやはりコンテンツのほう。もう既に材料はいっぱいですからね。あとはアイデアをどれだけ捻出するかといった程度。

今のところ考えているコンテンツ内容は,

  1. 自ら撮影したフォトアルバム

  2. 村の基本情報(地域圏や県、簡単な紹介コメント)

  3. 村の評価(総合的な美しさ、写真のとりやすさ、車での訪問のしやすさ等)

  4. 自分のblog、公式サイトへのリンク

  5. 村最寄りのホテルの紹介(Booking.comアフィリエイトを利用)

  6. 近隣の美しい村(Google Direction APIを利用して距離検索)

  7. 主要都市からのアクセス方法(同じくGoogle Direction APIを利用)

  8. おすすめルート作成シミュレーション機能(可能であれば)

自分の強みを活かした構成

コンテンツの質、デザインに関しては、プロに到底敵うわけはありません。

しかし、僕には彼らにはない「全て自分の足で訪れている」、「商用ではないため主観的な評価を全面に押し出すことができる」という強みを持っています。これらを全面にアピールでき、かつ見やすくて楽しいものがが作れるといいなと考えています。

気がつけばGoogle検索でも「フランスの最も美しい村」にて上位にランクインするようにはなってきましたがまだまだWikipediaはもちろんのこと、いくつか(といっても1つ2つ程度)の他サイトに上位を譲ってしまっているのも事実。

SEO的な原因もありますが、やはり見やすさ、特徴、このあたりをもっともっと工夫しないといけないでしょう。

コーディングはまだなんとかなるレベル

作成にあたりかなりのデータをストックし利用することになるため、WordPressのようなCMSでは対応しきれない点もあることから、自分でコーディングしてサイトを作ることにしました。

幸い素人とはいえども、html、php、JavaScript、jQueryの初歩的なことはわかっているので、とりあえず自力でもそれっぽいサイトは作れます。よくわからなくてもGoogle検索やStack Overflowなどで調べてなんとか処理できるレベルです。

コーディングで苦労しているのはレスポンシブ対応です。MITライセンスで世の中に転がっているjQueryライブラリ(chart.jsなど)などもたまに利用しようと思うのですが、これらがレスポンシブ対応でないことがよくあり、いい形で活用できないケースが時々あります。

ちなみにDBとして利用しているMySQについては、普段仕事でOracleでSelect文くらいしか書かないとはいえそこそこ慣れています。

データ整備やハンドリング、ウェブサイトとMySQLの連携については、苦労することはいまのところないです。

やはりデザインはとても苦労する

コーディング自体はまだなんとかなる気がしますが、やはり最大の懸念はデザイン面でしょう。ここが一番大事なんだが…。

自分で勉強してとも考えたのですが、それでは限界がある、さらにはもっと他のことにも時間がかかることから、今のところアウトソーシングを検討しています。

依頼したいのは、単一ページのデザインのみ、コーディング等は一切不要なので、2万円〜3万円くらいでお願いできるのではないかと考えています。

ちなみに当然レスポンシブ対応。今の時代スマホでの閲覧が大前提なのは当たり前。僕のblogもiOSやAndroidからのアクセスが半数近くですからね。上でも述べましたが、デザインさえ決まればコーディングはなんとかなるかと思います。

Booking.comを利用した近隣ホテル情報の提供とアフィリエイト

アフィリエイトも積極的に行う予定です。といってもAmazonアソシエイトとかGoogle Adsenseはそれほど使わないかもしれません。ちょっとデザイン的にいまいちだからです。

今、採用を検討しているのはBooking.comのアフィリエイト。

具体的には、それぞれの村の紹介ページに次のようなリンクを張ります。

Help! Which property is best?
I found these great hotels on Booking.com and love them all. Help me decide which one to book!

URLに様々なパラメーターを加えることが可能なんです。

美しい村は小さいため、具体的な村の名前で検索するのではなく、座標すなわち緯度経度(latitude, longitude)で場所を指定、そこから半径20km(radius)以内のホテルが検索できるURLが簡単に構成可能。

これについては別途ブログ記事を書くかも。

データ分析もフル活用したおすすめルート作成シミュレーション機能

これも自分自身の強みの一つです。データ分析もフル活用したおすすめルート作成シミュレーション機能を検討しています。かなり難易度の高い課題ですが、時間かかってもいいからぜひとも実現したい。

繰り返しになりますが、僕のコンテンツの強みといえば、いろいろな「スコア」を持っていること。そこにGoogle Maps API、Direction APIの位置、距離情報も合わせると、一定のロジックを使って計量的に最適化シミュレーションを行うことが可能なはず。

難しいような感じですが、実はこういうロジック作るのは仕事柄僕の得意とするところでもあります。スコアと距離行列を持っていますから、簡単な制約条件付き二次計画問題に落とし込めるのではないかと考えています。

少々自己満足的な部分もありますが、もしできれば大きな差別化ができるかもしれない。

こうした定量データと自分が撮った写真、Googleマップストリートビューを駆使すれば、ヴァーチャル美しい村巡りがウェブサイト上で展開できるかもしれません。

とりあえずウェブアプリ、統計解析の療法にも使えるpythonで作れるのかなあと思っているのですが、問題となるのは、数値解析では欠かせないだろうnumPyなどの外部モジュールが、レンタルサーバーにインストールされてないみたいですので、これをなんとか解決する必要があります。

root権限なくてもなんとかなるような話もあるようですが…。

それができない、あるいは面倒であれば、他サーバー(もっと柔軟なレンタルサーバーあるいはAWSやGoogle Apps Engineなど)を利用するという考え方もあるでしょうが、yuu-koma.jpドメイン下で構築したい思いもあるため、非常に悩みどころです。

いずれにしても、これはまだかなり先の課題といえます。ひとまずこちらは後回しするつもりです。

6月いっぱいの完成を目指す、イタリア、スペイン編にも応用へ

美しい村巡りデータベースサイトは、まずフランス編ですが、将来的には、このGWから始まるイタリア編、そしてほぼ同時並行で始まる予定でもあるスペイン編も作る予定です。

そのためにもなるべく早い段階で、フランス編をリリースしたい、当面の目標は今四半期の完成を目指していきたいです。

本を出したら?と言われることもよくあるのですが、それはそれでよいとしても、まずはウェブサイトを充実させる方を優先したいです。

これからもこちらの世界の趣味に時間が追われる日々が長らく続きそうです。

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