過去何度も学ぼうとしてすぐに挫折していたフランス語。
今度こそ本気だぞ!
美しい村巡りコンプリートの前にやっておけばよかったんですが、むしろそれが終わった後、しっかりと読み書きができるようになりたいと一大決起。
いろいろ考えたのですが、最終的に選んだのはなんと「公文式」。
うーん、子供の頃大変お世話になった。このおかげで大学受験まで数学や英語に困ることは全くなかったです。
そしてこの歳になって再びお世話になることを決意しました。
とてもアナログ?な入会方法
ということで、以下のサイトから申し込みを。と思ったらまずは資料請求しないといけないとのこと。
ウェブだけで申し込めないのかー。とりあえず資料請求はウェブ上で手続きでき、数日後に資料が無事に送られてきました。
この資料を読んでいろいろ過去の記憶が蘇ってきました。
公文って確かにきちんと教室決めて、先生が生徒さんの学力をきちんと把握する。それに応じて丁寧に指導するって仕組みだった。この辺りが普通の通信講座と違うところだ。
そうそう、始める前にこんな学力診断テストがあったあった。
丁寧なんだけどちょっとめんどくさいところあったわ。先生もきちっとされてる方、ちょっと硬めの方多いイメージあるし(ごめんなさい)
だから通信講座なのにとっても「アナログ」な世界。申し込みも書類で手書き。会費振込も郵貯のみ。しかも振込用紙付き。
さすがに郵便局の窓口にわざわざ行くのはちょっと面倒なので、お問い合わせ先に電話で「ネットバンクからの振込でもよいですか?」と聞いてみたところ大丈夫だとことでしたので問題ありませんでした。
あえて「アナログな公文式」にこだわる目的
ということで振込の件はなんとかなりましたが、とはいえやっぱりすっごくアナログなのには変わりありません。
それでもアナログにこだわったのは、公文式に慣れていること、そして継続するにはやはり手書きの方がいいかなあと思ったからです。
特に(最近滞りがちですが)フランスの最も美しい村の専用情報ウェブサイトを構築する関係で、フランスで書かれた文献を読めるようにしておきたいんです。
もちろん、これからも何度もフランスに行くでしょうから、そのための勉強とも言えます。
また、僕は大学の頃に選択していたのはドイツ語であってフランス語ではないです。ということで、フランス語の基礎文法はもちろんのこと、アルファベットの読み方といった超初歩的なことをきちんと学んだことがないんです。
これまでにちょっとした会話を学ぶ際に簡単にこうした基礎を学ぶことはあったのですが、やっぱり基礎学力がないこともあって、ただ丸暗記となってしまい、効率は悪いは記憶が定着しないはといろいろと弊害が多かったんです。
従って、公文式を通してしっかりと「基礎力」を身につける事こそ、フランス語向上の近道だと判断しました。
教室が決定
さて、公文式通信講座ですが、入会に関しては本部への申し込みとなるのですが、その本部が生徒に合わせて適切な教室を紹介、今後はその教室の先生とのやりとりとなります。
もちろん自分自身で教室を見つけて入会も可能です。ただ、フランス語取り扱っている教室はそう多くはないそうです。確かに街で公文式の教室を見かけますが、ドイツ語やフランス語は見たことがないです。
本部からご案内いただいたのは、通信講座専門の教室でした。しかも社会人の方が中心とのことです。どうしても公文式って子供イメージが強いので、社会人対象の経験のある教室のほうがいろいろと安心です。
学習の流れ
全体の流れは公式サイトのとおりですが、実際には丁寧に教室の先生と具体的に相談しながら学習計画を立てます。
僕の場合は、教室が決まりましたと本部からご連絡をいただいた直後くらいに、担当していただく教室の先生からメールが届きました。通常ですと、直接お会いして話しあうと思いますが、僕の紹介先は通信教育専門とのことでしたので、電話にて今後の学習方針について協議しました。
簡単に僕のフランス語に関する属性と勉強を始めるきっかけ、理由、目的などを説明し、それを受けて先生が学習計画を策定、そして早速教材を送る、そんなかたちで学習が開始されました。
4A教材からスタート
僕の場合は、片言のフランス語会話と単語しか知らないレベルであること、そして、基礎学力を身につけたことがない、ということもあり、一番下のレベル4Aから素直に開始することにしました。
ただ、4A教材は正直簡単、というか幼稚園生でもできるレベルであり、大人であればすぐさま終わることのできるものであることから、はじめの20日ほどで4Aと3Aを終わらせましょう、ということになりました。
早速教材が届きました!
先生からの電話インタビュー後、早速教材を送っていただき、それが昨日到着しました。ということで、いよいよスタートです。
届いたもの一式はこのような感じです。
結構量がありそう?確かに4A教材×200が2部、3A教材×200が2部、教材用CDが2枚、さらにその他資料などなど。
でも、ファーストインプレッションは「思ったよりも小さいかな…」でした。特に教材のサイズが。そっか、子供の頃の印象が強いもんなー、これが公文のデフォルトの大きさだと思うのですが、おとなになってみると小さく感じる、というわけなのでしょうね。
さて、教材にはそれぞれ勉強の方針が書かれた説明文が添付されており、
さらには、先生による僕の学習のすすめ方に合わせての方針が添えられていました。
基本的にはこの方針通りに学んでいけばよいと思います。
あの独特の繰り返し感は健在
実際の教材内容、これがまたとても懐かしい感じがしてなんとも言えない!
公文やったことがある方ならお分かりでしょうが、あの独特の「繰り返し感」ほんと懐かしい。そして、この繰り返し感が原因なのか、「もっと先に進みたい」って思っちゃう気持ちも芽生えてきて、まさに子供の頃と同じ感覚。これは大人になっても持ち合わせているものなのでしょうね。
ということで、4Aという初歩テキストですが、大人のいまでも十分楽しめます。当然ながら基礎的な単語力すらない状態ですから、とても勉強にもなります。
このビジュアル的な効果、そして適切な繰り返し感、さらには先生が適宜調整する復習、確かにこれらを継続的に繰り返すと、なんだかフランス語の理解がすすむような気になってきます。
いい選択したなあ、そんな風にあらためて思いました。
CD学習が意外と曲者?
さてさて、同封された教材の中に2枚のCDが入っていました。
これはまずはCDを聞いてフランス語の音に慣れよう、的な意図のようで、4A教材の最初の数十枚は、「CDの何曲目を聴きましょう、聴いたら丸をつけましょう」というだけのものなのですが、ちょっと考え過ぎなんでしょうか、どうやって扱って行けばいいのか、いまいちペースが掴みづらい内容なんです。
歌をうたおうとしても全然歌えない、歌えるように訓練すべき、など、ついつい難しく考えてしまう。これって大人の障害なのかもしれませんね。子供だったら何も考えず何度も聴いているうちに音や発音を覚えてスラスラ歌ってしまうのかもしれません。
とりあえずあまり深追いせず先生の指示通り一日2曲くらい聴くことを心がけたいと思います。
9月の渡仏に向けて8月、9月第一週で一気にすすめていきたい
ということで、ようやく本格的にスタートしたフランス語学習。まだまだ超初歩とはいえ、来月にはメドックマラソンで渡仏するので、その時に少しでも役立てられるよう、次回通信分(※原則、月1回だったかな?)は、ペースを大幅に早めたいと思っています。
もちろんこの辺りは先生との相談が必要。
それ以降は、ゆっくり確実のペースに戻してじっくりと学習していきたいと思います。継続は力なりですからね。