訪問日時:2017年9月19日、午前12時頃
スイスは国土こそ狭い国ですが非常に山の多い国、しかもアルプスです。たしかにスイスの道路網はよく整備されていますが山を越えるドライブはそれなりにタフなものです。特に言語圏をまたぐ場合などなおさらです。
美しい村15回目の紹介となるルージュモンはフランス語圏ですが場所はグリュイエールからさらに奥へと行った山の中にあります。グリュイエール国立公園の中にある村です。前日はそのグリュイエールに宿泊、午前中、シャトーなどグリュイエールの中を観光した後、このルージュモンへと向かいました。グリュイエールからは距離的にはそうなかったように思えますが山道ルートのため1時間以上かかったと思います。
電車でも訪れられるようです。このあたりがスイス、イタリアとは違うところ、さすがスイス。
ルージュモンは確かに雰囲気のいい山間のリゾートのようで、特段古さや歴史を感じるほどではありませんでした。
しかし村の入口にある教会は11世紀にクリュニー派によって建設されたものだということです。16世紀に改修とのことです。
しかし村の中にある木造の家々は非常に美しくそして規模も大きかったです。きっとシーズンにはとても賑わうのでしょう。こうした木造の家々はスイスの各地で見ることができますが、どことなくドイツ語圏のものとは違うように感じました。
特にこちらのオーベルジュ(L’Auberge du Cheval Blanc)は、1688年に建てられたものを利用、この村で最も有名なオーベルジュだということです。
村の中にはこのように宿泊施設やお店(ウィンタースポーツ関連がほとんど)も充実していましたので、シーズン問わず宿泊して周りの大自然を満喫するのもよいかもしれません。スイスの最も美しい村は全般的に宿泊施設が充実しているようにも思います。