訪問日時:2016年5月2日午前11時頃
フレンチバスクにまた一つ美しい村が増えました。
2016年6月27日にフランスの最も美しい村に新たな仲間が!
今朝起きてすぐにフェイスブックを眺めていたところ、こんなニュースが目に飛び込んできました。
訪問日時:2016年5月2日午前11時頃
フレンチバスクにまた一つ美しい村が増えました。
今朝起きてすぐにフェイスブックを眺めていたところ、こんなニュースが目に飛び込んできました。
新たにフランスの最も美しい村が増えたようです。それは、「Saint Jean Pied de Port(サン・ジャン・ピエ・ド・ポール)」。
このニュースはサン・ジャン・ピエ・ド・ポールの公式サイトでももちろん大きく取り上げられています。
そうなんです。サン・ジャン・ピエ・ド・ポール、2016年GW旅行時にフレンチバスク訪問時、スペイン側からピレネーを超えて最初に訪れた街がここだったのです。
実はこの街、世界遺産にもなっているフランス側のサン・ジャック・ド・コンポステーラ巡礼路の一つ「ル・ピュイの道」におけるピレネー超えの手前の街として栄えたところ、ということで訪れてみたのでした。
今回の旅行では、そのル・ピュイの道とは逆方向、スペイン側のパンプローナ側から、ロンセスヴァレスを経由でフランスに戻るような形で入り、峠を越えた先、つまり峠手前のこの街に辿り着いたというわけです。
今回のフレンチバスク巡りの最大の目的は、2014年に美しい村に新たに加わった「Navarrenx(ナヴァラン)」と以前工事中で観光できなかった「La Bastide Clairence(ラ・バスティード・クレランス)」の訪問でした。
そして、偶然にもこの度サン・ジャン・ピエ・ド・ポールが新たにそのメンバーとなったわけです。なんという幸運なのでしょう。
さて、どのような村なのか。当然ピレネー超え手間の拠点ということ、そして訪問時の時間帯も11時くらいということもあり、村には数多くの観光客、巡礼者で賑わっていました。
なんといっても、昨日までいたスペイン側と比べるとレストランが充実していること!が、しかしクルマ多い、人多いけど。
なによりフランス語表記がありがたい。読める、読めるぞ!
まだちょっとお昼前ですが、ゆっくり味わっていきたい気分になります。
話を村巡りに戻します。基本的には、「村」ということで規模は小さな街、いや村です。巡礼路となっているメインストリートが一本連なるだけ、実際のル・ピュイのも道では北東側(ほとんど北)からこの村に入ります。
本当に巡礼者&観光客がたくさんいました。
村の真ん中に川が流れています。そこがちょうど谷のようになっているので、村へ入ってからそこまで下り坂となります。
川を渡るときにくぐる城門。この写真はスペイン側(進行方向側)から逆に撮影したもの。
ここからはスペイン通りとのこと。
街の出口付近から(巡礼路的に)進行方向逆方向の光景がこちら。
小さな、たった1本の通りなのですが、多くの観光客で賑わい、そして風情のある素晴らしい光景でした。これだけ、なのかもしれませんが、その景色と歴史的背景から美しい村に選ばれても当然だと感じました。
ちなみにピレネー超え手前ということで、巡礼に関する情報、観光案内、宿泊地斡旋に関する情報は、おそらく地元のボランティアの型なのでしょうか、このメインストリート上(村に入ってすぐくらいのところ)の充実しておりますので、巡礼の旅で来られた方は是非活用してみてください。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼、フランス側の最後の拠点ということもあり、宿泊施設、レストランを始め、おみやげやさんがとても充実しているのも、このサン・ジャン・ピエ・ド・ポールの特徴だといえるでしょう。この意味においては他のフランスの最も美しい村と比べると、かなり充実している村だといえます。
私もこの街でじつはおみやげを幾つか買いました。フレンチバスクの布製品、食材(砂肝のコンフィの缶詰を買いました)、チョコレート、サンドイッチ(超定番のシャンボンフロマージュ=ハムチーズ)、など盛り沢山です。食べるのに夢中で、あまり写真に残っていなくてすみません。
このチョコレートも、お昼用に買ったサンドイッチ・シャンボンフロマージュもびっくりするくらいの美味でした!
なんというか…、フランス語で買い物ができたのが物凄く嬉しかったです!(この年はスペイン旅行がメイン)
というわけで、あらためてフランスの最も美しい村コンプリート狙いで再訪したフレンチバスク、まさか事後的にその時はまだ選ばれていなかった村が、選ばれるとは思っていませんでしたが、本当に訪問しておいてよかったです。しばらくは胸を張って「フランスの最も美しい村完全制覇!」と自慢できそうです。