駆け足で街中を歩いただけ、でもよく調べたらいろいろ面白そうでした。日程調整難しい…。
訪問日時:2016年5月1日、午後4時頃
バスク州の古都
今回ははじめてのスペインバスク訪問なので、とりあえず主要都市はざっとでもいいので訪れてみよう、ということで、いわゆるバスク州の主要都市の3つのうちの一つヴィトリアへ向かうことに。ちなみにこの3都市とは「サン・セバスティアン(ドノスティア)」「ビルバオ(ビルボ)」そしてここ「ヴィトリア(ガステイス)」。かっこ内はバスク名です。
位置はこの辺り。サン・セバスティアンやビルバオよりは南側に位置しています。この3都市を結ぶと大きな逆三角形型になりますね。
ゲルニカからは1時間30分くらいの距離だったでしょうか。近いようで意外と遠かったです。駐車場は街のいたるところに。かえってどこに停めて良いのか迷うくらいでした。それだけ大きな街だったということですね。
素敵な街でしたちょっと広場を見るだけでした
せっかくはるばるやってきたヴィトリアでしたが、今後の予定(そのほとんどの原因がサン・セバスティアンのホテルの少なさと間違った日に事前予約してしまったことです)の関係で、ここも街中をささっと見て帰るだけの観光となりました。
しかし、よくよくあとで調べてみると、そこそこ観光資源もあったようでした。例えば「フルニエ・トランプ博物館」や「アルティウム(バスク現代美術館)」といったミュージアム系、もちろん街にある聖堂、そして建築物なども見どころだったようです。
街中の建築物などは普通に見ていても特徴ありそうで面白そうだなあとは感じておりましたが。
そうは言ってもやっぱりビルバオやサン・セバスティアンのほうが断然面白いのは間違いないでしょう。
事前情報ではわからないこその「視察スタイル」
しかし、今回のバスクの旅、本来はもっともっとゆっくり日程をとりたかったのですが、例のサン・セバスティアン訪問タイミングによる影響により、前後の都合がうまくあわずとても調整が難しかったです。どうしても僕の場合、はじめての土地はとにかく広く浅く訪問したい、という想いが強くてこのような観光スタイルとなってしまいます。まずは初めにさっと訪れて、そして日本に戻ってきてこうしてblogなどで記録することで、ようやくその土地や街についての理解を深める、そんな繰り返し…。
しかし、実際に足を運んでみないと、訪れる価値があったのか、再訪する価値があったのかが全くわからない。地球の歩き方を始めとしたガイドブック、これは日本で出版したものだけでなく海外も含めて、そしてウェブサイト、これらで事前調査したところでさっぱりわからないのです。生き方等交通手段も含めて。
だからこそ、とりあえず多く訪れて、よかったらまた訪れる、これが自分なりの旅スタイルの最適化なのかなあ、と思っています。そして、しばらくはこのスタイルを貫くことになるのだろうと思います。
この日の観光はこれで終了。ここから1時間30分ほどかけてこの日の宿泊地「パンプローナ」へと向かいます。(続く)