2016年GW スペインの旅 No.28:バルセロナ編2「世界遺産:カタルーニャ音楽堂」でコンサート

スペイン・バスクの旅2016年GW
スペイン・バスクの旅2016年GW

Palau de la Música Catalana 20160505-_MG_6820

訪問日時:2016年5月4日午後8時、5月5日午前10時

何度も訪れているバルセロナにして、はじめての訪問。

初めての訪問

バルセロナ、最後の訪問は2012年のF1グランプリ観戦。その前は2010年、その時はフランスの最も美しい村巡りの時、アイスランド火山の影響でフランスの空港が閉鎖されてしまった関係で、トルコ経由で来た時でした。

それ以前にも何度か訪れていますが、実は訪れていなかったこの音楽堂。行こう行こうと思ってて結局一度も行ったことがなかったのですが、今回ようやく訪れることができました。バルセロナっていつもそうなのですが、どうせまた来れるしいいかなー、と思ってしまうのです。

バルセロナのホテル、クルマはホテル近くの駐車場に

ということで、バルセロナの宿に無事チェックイン。もちろんレンタカー、クルマと共にチェックイン。といってもホテルは駐車場付きではなかったので、近くの公共の駐車場に2日間お世話になることにしました。

ちなみに駐車場の場所は、事前にGoogleマップ、ストリートビューで検索済み。街中の場合、こうした公共駐車場は充実していますが、街は広いため、駐車場からホテルまで距離がある場合があります。そのためホテルを予約する際は、その周辺に駐車場があるかどうかを必ず調べることにしています。

偶然にも訪問時にシフのピアノリサイタルが開催

着ていく服と靴がない!

そういえば今回のスペイン旅行ではこうしたクラシックコンサートへ行くことを全く想定していなかったので、カジュアルな服と靴しか持ってきていませんでいた。ということで、コンサートに来ていく服と靴がない!!いつも観光時はスポーツウェアとスニーカーだったので。多少のカジュアルウェアならば大丈夫でも、さすがにこれでは…。

でもここは大都会バルセロナ、なんでもここで調達できます。幸いカタルーニャ音楽堂近くにはお店が数多くあったため、ここで襟付きシャツと紐付きの靴をゲット。これで安心してコンサートに行けそうです。

充実した内容のリサイタル

その後、一旦ホテルへ戻って着替えてから早速地下鉄で再び音楽堂へ向かいました。チケットを購入した時は、内部ガイドツアーがひととおり終了している18時前後だったこともあるのでしょうか、人ではまばらでしたが、再到着時にはすでに多くのコンサート目的の人々でいっぱいでした。

入場は開演30分くらい前だったと思います。もちろんチケットを見せる必要がありますが、日本みたいにあまり細かくなくおおらかなように感じました。

そして、初めて入る音楽堂。その美しさにとても感動しました。

ちなみにこの音楽堂、翌日あらためてガイドツアーで訪れましたが、夜のほうが断然雰囲気がよかったと思いました。

そしてシフのコンサートが開始。曲目はやはりお得意の古典がおおめ。特に親しみやすくもシンプルで実は難しいと思われるモーツァルトのC majorのソナタが、可愛らしい曲調の中にもいい意味で強い緊張感があり、素晴らしかったです。

なお、このシフ、アンコールが長いことで有名らしいのですが、たしかに長かった!アンコールを3曲くらい、しかもいずれも意外と長い、終わってから20分、いや30分くらいアンコールを弾いていたのではないでしょうか。

この素晴らしい芸術的なホールで、世界一流の演奏が聴けるとは本当に運がいいです。大満足の位置にはこうして終了しました。

翌日はガイドツアー

さあ、すでに述べた通り翌日も来てしまいました。ガイドツアーです。チケットは、前日、ホールコンサートチケットと同時に購入しておきました。

朝イチ朝10時からのツアーを申し込み、10分前には集合お願いしますと言われていましたが、到着したのは9時30分、しかしすでに人はたくさん。さすが世界遺産、人気スポットですね。

待っている間、ホール入口集合場所付近にあったスペインの偉大な作曲家グラナドスの展示を見ていました。今年は彼が亡くなってからちょうど100年。その追悼イベントとしての展示のようです。

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どうもこのグラナドスがカタルーニャ音楽堂、音楽協会に深く関わっていた、大きく貢献していたそうです。英語となんとなくフランス語に似ていて読めそうな気がするカタルーニャ語(結局はどっちも読めませんが笑)による解説と、彼の手紙や楽譜を見ながら、なんとなく感じ取ったまでですが、いずれにしても彼がカタルーニャの音楽界に大きな影響を与えたことは紛れもない事実です。

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と、あれこれ過ごしているうちに予定時間の10時に。ガイドツアー開始です。最初はカフェレストランとなりのオーディオルームでビデオ鑑賞のあと、いよいよ音楽堂内へ。

昨日は余りゆっくり見ることができなかったホワイエ、テラス、そして、ホールの2階席への案内もありました。

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最後は昨日いた1階席からホールを眺めて終了。

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それにしてもこうしたステンドグラス。確かに美しいのかもしれませんが、ちょっと濃いデザイン。でもこのバルセロナの地にはとてもフィットしているのかもしれません。キリスト教文化を受けつつも、地元の文化の影響も受ける、本当に独特の芸術性を強く感じました。

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ガイドは英語でしたが、正直、ガイドのお姉さんの英語あまり上手ではなかったせいもあり、聞き取りづらかったです。もっとも流暢な英語でもわからないのですけれど笑。

前日夜そして翌日午前、過去何度ものバルセロナの訪問の割には実は初めてだったこの音楽堂を、思いっきり満喫できました。バルセロナ観光はまだまだ続きます。

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